芸能

特撮グッズ収集家 ふりかけ・お菓子のパッケージも重要

 特撮ヒーローは男の子の夢、いや、年齢も性別も関係ない、あらゆる人の夢である! 幼い頃から35年以上にわたり特撮ヒーローグッズを収集しているリフォーム会社社長のタツヤンさん(40才)に、貴重な「お宝」の一部を公開してもらった。

ダイナマンのズック靴

小さい頃、同じ年頃の子供がみんな履いていたため、いまだにこの手のズック靴には憧れがあるという

小さい頃、同じ年頃の子供がみんな履いていたため、いまだにこの手のズック靴には憧れがあるという

『科学戦隊ダイナマン』のズック靴は10年前にネットオークションで購入しました。3000円ほどでしたが、ぼくにとっては超貴重な品です。

 うちの母親はミキハウスなどのブランド品を好んでぼくに着させていたので、こういったいかにも子供向けの靴は履かせてもらえなかったんです。

その悔しさがどこかにくすぶっていたのでしょうか、この品を見つけたとき、「やっと買えるぞ!」と感激しました。

ダイナマンのふりかけとお菓子のパッケージ

中身は入っておらず、外箱のみながら、2000円以上の値がつく。35年以上前にはすでにパーッケージにバーコードがついていたことがわかる

中身は入っておらず、外箱のみながら、2000円以上の値がつく。35年以上前にはすでにパーッケージにバーコードがついていたことがわかる

 昔のアニメや特撮もののグッズの世界は、限定品よりも捨てられてしまうものの方が、後に価値が上がっていくんです。お菓子や食品のパッケージにキャラクターが使われることが多くありますが、当然ながら食べ終えたら、その袋やパッケージは捨ててしまう。だから、世間には意外と残っていない。

 そこに希少価値が生まれます。単なる外袋やボトルが3000円以上する、と言うとビックリされるかもしれませんが、こうしたものの方が当時を思い出せて、価値があるんですよ。

ダイナマンの変身ブレス

「でちょんば」といわれるダイナマンの返信ブレス。ネットオークションでもなかなか見当たらず、最近はレア度が高まっているという。

「でちょんば」といわれるダイナマンの変身ブレス。ネットオークションでもなかなか見当たらず、最近はレア度が高まっているという

 これは幼少期に買ってもらったものと同じものを15年前にネットで購入しました。幼少期のものは実家の宝箱にあり、こちらは観賞用。これもいまでは4万円ほどの値がついているレアものです。

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