だが、その一方で「積極派」も少なくないのが今年の特徴といえる。

〈この数年お休みしていた年賀状を再開。やはりコロナ禍の影響が大〉
〈年賀状、フェイドアウトしようかと思ったのですが、コロナ禍でみんなと会えないので、がっつり送ることにしました〉
〈今年は手書きのメッセージってのもいいのかもね〉
〈今年はコロナ禍だからこそ、見たら笑っちゃうような年賀状デザインにしてみました〉
〈コロナ禍で出歩けないのも辛いよねー。今年の年賀状は凝りまくっちゃおう〉

 筆者の周辺の声も拾ってみた。

「ハガキの年賀状は1枚も出しません。基本はLINEかメッセンジャーで、貰ったら返事をするという感じ。自分ではインスタにかわいくデコってアップする予定」(20代女性)

「毎年80枚ほど出していましたが、本当に大切な相手は20人ほど。残りの方は毎年いただくので出しているだけで、一言添える文面にも苦労しています。コロナ禍を機に大幅に減らそうと思っています」(40代後半の主婦)

「表も裏も印刷された賀状を見るときほど虚しいことはない。虚礼そのものだね。僕は数年前から9割はメールに切り替え、大事な人にだけ手書きの賀状を送っています。使い分けでいいんじゃないかな」(50代男性)

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