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田中好子、叶和貴子らが2時間ドラマで見せたベッドシーン

高橋惠子も艶やかなシーンを…(写真/共同通信社)

高橋惠子も艶やかなシーンを…(写真/共同通信社)

 1982年放送のザ・サスペンス『娘たちの復讐・日本国憲法殺人事件』(TBS系)でも肢体を披露している。

 妹を自殺に追いやった男への復讐を果たそうとするが、逆に男が雇った仲間たちに返り討ちに遭う。逃げ場を失った田中は、腕をつかまれて強引に引き倒される。

「服を引きちぎられながら『や、いやー!』と叫ぶ様はまさに迫真の演技でした。それまでのキャンディーズの“スーちゃん”ではなく、女優・田中好子として生きていくんだという決意を感じさせるシーンでした」(同前)

 この翌年、田中はNHK朝ドラ『おしん』に出演した。田中が“清純派アイドル”から脱皮し、名女優へとのぼりつめていく過渡期に当たる、貴重な作品といえる。

バストトップが!

 映画『高校生ブルース』(1970年)で、妊娠する女子高生という当時としてはセンセーショナルな役柄でデビューした高橋惠子も、『肉体の処刑』(1982年・TBS系)で濡れ場を演じている。高橋の役どころは殺人事件の鍵を握る娼婦で、事件を追う新聞記者で夫の弟の小林薫と関係を持ってしまう。

 娼婦を呼ぶと偶然兄嫁がやってきたことに興奮し、こらえきれずに高橋を押し倒す小林。高橋は抵抗し、唾を吐きかけるが、迫られると、小林を受け入れ、2人は豊満な肢体を絡ませていく。

 2時間ドラマの濡れ場によって一躍その名を全国に轟かせた女優もいる。叶和貴子は1982年、天知茂主演の「江戸川乱歩の美女シリーズ」の第17作『天国と地獄の美女 江戸川乱歩の「パノラマ島奇談」』(テレビ朝日系)で、25歳の瑞々しいフルヌードを披露した。初めてバストトップまで露わにした濡れ場シーンは視聴者に衝撃を与えた。

 映画評論家の秋本鉄次氏はこう振り返る。

「最近の若い女優でバストトップを披露するのは主演映画か写真集くらいでしょう。このドラマでは伊東四郎の後妻役として胸を揉まれ悶えるシーンを見事に演じきって、一流女優の仲間入りを果たした」

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