新中野耳鼻咽喉科クリニック院長の陣内賢さんは今後の地方の状況を心配する。

「東京など都会は感染者が多く、これまでの経験値がありますが、感染者の少ない地方にとっては、今回が“実質的な第1波”です。そうした地方では、東京の第1波のときのように、陽性者が過剰に非難される恐れがあります。またそうした非難を恐れて、陽性者が感染に関する情報を隠ぺいした結果、感染が拡大する悪循環が生じる可能性を秘めています」

 正直に打ち明けた者を追及せず、わがことのように接する──そうした寛容な心持ちが大事だ。

※女性セブン2021年1月7・14日号

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