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2021.02.03 17:15  ZAKZAK

【江尻良文の快説・怪説】メジャー球団見ていろ! 東京五輪は巨人・菅野と楽天・田中の“再デモンストレーション合戦”

【江尻良文の快説・怪説】メジャー球団見ていろ! 東京五輪は巨人・菅野と楽天・田中の“再デモンストレーション合戦”

 メジャー挑戦を目指しながら巨人に残留した菅野。メジャーから楽天に復帰した田中。共にメジャー球団の低い評価に対する不満が原因だ。日本代表として出場する東京五輪は、ともにメジャー球団に対するデモンストレーション合戦になる。

 メジャーリーグはマイナーリーグ選手の五輪出場しか認めていない。

 「オリンピックはアマチュアの大会。そのために、我々はプロ野球界の国際大会としてWBC(ワールドベースボールクラシック)を新設したのだから」

 が、史上初の金メダル獲得が至上命令の日本代表にとっては違う。菅野の巨人残留、田中の楽天復帰の金看板コンビにとっても、メジャー球団の低い評価を引っ繰り返し、高騰させることが最大の目標になる。そのためには、日本代表史上初の金メダル獲得のヒーローになることが必要不可欠だ。

 日本からのファン集客を当てにしているメジャー球団側にとっても、改めて2人の商品価値が高騰することになれば、低かった評価も改めざるを得なくなるだろう。

 巨人・菅野、楽天・田中は、日本代表の金メダル獲得を引き金にして、チーム内での一仕事も必要になる。

 菅野は巨人に9年ぶりの日本一をもたらすこと。田中の方は、24連勝無敗で楽天に初優勝、日本一をもたらした快挙の再現だ。ファンは早くも田中に対し夢を再びの熱烈声援を送っている。

 ただし現状では唯一最大の不安が解消されていない。コロナウイルス禍の拡大で、依然として東京五輪開催不安は去っていない。いくら五輪関係者が予定通りの開催を強調しても、「現実的には無理だろう。無観客でない限り」という医療関係者の声は消えない。

 巨人・菅野、楽天・田中に立ちはだかる最大の難敵はやはりコロナウイルスだ。メジャーで金銭的評価が上がらなかったのはコロナウイルスの影響で移籍市場が冷え込んだせいでもある。この時代に円熟期を迎えたエースの2人の不運だった。

(江尻良文)

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