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2021.02.06 17:17  ZAKZAK

オフレコ音声SNS「Clubhouse」とは 芸能人、起業家、政治家も続々参加 招待枠が5000円以上で販売も

 米国発の新しいSNSが話題だ。ユーザーがアプリ内で音声のみで会話するのが特徴で、発言内容は「オフレコ」が決まりだという。日本でも芸能人や起業家、政治家が相次ぎ参加し、招待枠がフリマアプリで5000円以上で売買されるなどバブル状態だ。

 「Clubhouse(クラブハウス)」というサービスは、アプリ内に複数設置された「ルーム」で、ユーザー同士が音声で会話する。ITジャーナリストの三上洋氏は、「アプリ内の会話は、録音・録画が禁止されていて、『オフレコで』と強調された会話は伝聞としても外部に漏らしてはいけない規約だ」と解説する。

 運営会社の米新興IT企業のアルファ・エクスプロレイション社が昨年3月にサービスを開始したところ、ユーザー数は200万人を超えた。

 日本でもロンドンブーツ1号2号の田村淳(47)、歌手のきゃりーぱみゅぱみゅ(28)、「ZOZO」創業者の前澤友作氏(44)、河野太郎行政改革担当相、国民民主党の玉木雄一郎代表、立憲民主党の蓮舫参院議員らが参加している。

 前出の三上氏は「異業種同士の交流がクラブハウスの魅力だ」とし、「たとえば、芸能人が主催するルームに初対面の起業家やミュージシャンらが招かれ、その場限りの交流をする。一般ユーザーは有名人の交流をラジオ感覚でも楽しめるが、自身が有名人と交流できる機会も少なくない」と説明する。

 参加は招待制で、既存ユーザー1人に2枠まで与えられた招待枠はフリマアプリのメルカリなどで5000円以上の高価格で販売されている。三上氏は、「アプリへの参加は、ユーザーの電話番号にひも付けされる。招待枠を買う際、知らない人に電話番号を渡す必要があり危険だ」と警鐘を鳴らす。SNS上では、送金後に相手と連絡が取れなくなるという詐欺被害を訴える声もある。

 オフレコが前提の運用はユーザーが増えても保たれるのか。三上氏は「ユーザーは実名での登録が原則とされていて、うかつな使い方はできないだろう。一方で、その場限りの空間という特徴が失言を招きやすい。米国ではユーザーのヘイトスピーチまがいの発言も問題視されているようだ」という。

 ユーザーのリテラシーも求められそうだ。

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