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ソロキャンプにはまる女性たち 少女漫画やYouTubeの影響が自粛ムードで増幅か

筆者が訪れた「青野原野呂ロッジキャンプ場」

筆者が訪れた「青野原野呂ロッジキャンプ場」

 街は危ないから大自然へ──。コロナ禍が長期化する中、アウトドア志向がますます高まっている。キャンプ、焚火、山歩き……、最近目立つのは女性たちの姿だ。いったい、何が彼女たちを惹きつけているのか。ジャーナリストの山田稔氏がソロキャンプを体験レポートする。

 * * *
 首都圏が緊急事態宣言下にあった2月後半。東京都心から車で1時間半程度(圏央道相模原ICから20分)という抜群のロケ―ジョンにある道志川沿いのキャンプ場を訪れた。「青野原野呂ロッジキャンプ場」(相模原市緑区青野原)だ。

 このキャンプ場は、清流・道志川の河川敷を利用したサイトを三段にわたって展開し、売店、炊事場、トイレ、バンガローなどが併設されている。テントサイト(8m×6m)の利用料金は1区画4500円(枠内駐車代込み)。サイトに車を横付けできるので、荷物の出し入れが楽でいい。

キャンプ場の脇を流れる清流・道志川(筆者撮影)

キャンプ場の脇を流れる清流・道志川(筆者撮影)

 さらにソロキャンパーにとってうれしいのが、同じスペースを格安で利用できる「ソロキャンププラン」だ。車の場合は1区画2200円、バイクだと1700円だ(2人利用の場合は1100円の追加料金が必要)。しかもサイトではWi-Fiが通じるからありがたい。

 筆者はこのプランで予約し、13時半過ぎにチェックイン。祝日のためかデイキャンプエリアは賑やか。宿泊サイトも多くのサイトが埋まっている。半分ほどがソロキャンプ組だ。犬を連れてきている中年の夫婦もいる。

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