芸能

膀胱がん公表サンド伊達 有吉も「死ぬよ?」と心配した超不健康生活

2021年3月の伊達。右手に「別格」とプリントされたバッグを掲げていた

2021年3月の伊達。右手に「別格」とプリントされたバッグを掲げていた

 延期決定から約1年。黄金に輝く大きなトーチの横で、聖火の入ったランタンを高く掲げたのは、お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきお(46才)と富澤たけし(46才)だ。

 3月25日、福島県双葉郡楢葉町で行われた聖火リレーの出発式典に出席した2人。故郷・宮城県を走る伊達が「きれいになった被災地も、まだ全然立ち入ることのできない場所も見ていただきたい」と東北への思いを述べると、富澤は「今日、森さんはいないんですか」と、五輪・パラリンピック組織委員会の会長を辞任した森喜朗氏(83才)に触れ、笑いを誘った。

 和やかな雰囲気でかけ合いが続いたが、実はこの式典の直前に、伊達は大きな試練を乗り越えていた。

「この数日前に、膀胱がんの手術を受けていたのです。式典では被災地の現状やランナーが注目されるべきだから、それよりも前に病気が報じられたら、自分に注目が集まってしまうかもしれない──そう危惧した彼は、極秘で手術を受け、退院後も情報管理を徹底していました」(芸能関係者)

 伊達が病気を公表したのは式典の翌日だった。膀胱がんが見つかったのは2月で、幸いにしてステージ1の早期発見。手術は3月中旬に都内の病院で行われた。約1週間の入院を経て、順調な経過をたどっているという。自身のブログで、手術について明かすと、多くの芸能人が反応した。

「ナイツの塙(宣之)さんは、体を気遣って禁煙をすすめるメールを送ったとか。以前、自身が入院したときに伊達さんからお見舞いのメールをもらったという爆笑問題の田中(裕二)さんも、ステージ1でよかったと胸をなで下ろしていました」(テレビ局関係者)

 早期発見できたのは、血尿というサインを見逃さず、すぐに病院へ行ったからだ。CT検査では異常が見つからず、膀胱にカメラを入れて検査したところ、2cmほどの腫瘍が見つかったという。

「手術は全身麻酔で行われたのですが、尿道に管を入れる処置は麻酔なしで行われたとか。『人生でいちばん痛かった』と周囲に話していました」(前出・芸能関係者)

 大事に至ることなく、出発式での大役も果たしたが、周囲からはこんな声があがっている。

「あんな生活を続けていたら、そりゃ、病気にもなりますよ」

 実は伊達の体は、血尿が出る前から、異変を知らせるサインを送っていた。

「風呂に入るたびに鼻血が出ると本人は笑いながら話していましたが、笑い事じゃないですよね」(前出・芸能関係者)

関連記事

トピックス

NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
カラオケ大会を開催した中条きよし・維新参院議員
中条きよし・維新参院議員 芸能活動引退のはずが「カラオケ大会」で“おひねり営業”の現場
NEWSポストセブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
ゆずりあい、ぶつからないように配慮するつもりがまったくない「どかないおじさん」がいる(イメージ、時事通信フォト)
新社会人が戸惑う「どかない系おじさん」 大柄な男性には場所をゆずり、女性が接触すると怒鳴り散らす
NEWSポストセブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン