このコロナ禍では、夫婦が自宅で顔を合わせる時間が長くなり、衝突するケースが増えたという声も。妻は「家にいるなら家事や育児をしてほしい」とこぼし、夫は「自分はリモートで仕事中だから、家事や育児まで手が回らない」という意識で、ぶつかる夫婦もいたようだ。近藤と太田もコロナ禍では自宅で共に過ごす時間が増えたようだが、喧嘩にならないよう、共同作業を楽しむように心がけたという。
「太田さんが家庭菜園にハマっているみたいで、太田さんの作った野菜を近藤さんが料理して食卓を華やかにしているみたいです。ベランダにテントを張って、家族で“キャンプ”っぽく過ごすこともあるみたい。ステイホーム期間中は太田さんがいつも以上に家事に参加してくれたみたいです。その時、千尋ちゃんは“一緒に育児や家事ができて楽しい”と喜んでいました。“助かった”じゃなくて“楽しい”って言うあたりが、この夫婦らしいところなんです。
どちらかに任せるより、夫婦なんだから一緒にやることを楽しむ。そういう意識なんだそうです」(前出・近藤の友人)
「助け合う」ではなく「楽しみ合う」という価値観を持っているこのふたり、令和の理想の夫婦なのかもしれない。