▼スクロールで次の画像

(画像 1 / 6)

奉公先の材木屋では、朝5時に起きてから夜中に材木屋の若い衆が寝静まった後の風呂掃除をするまで休む間もなく働いた。大根飯をかっこむだけの食事も、つらくあたる女中も、芯から冷える川の水でのおしめ洗いも、おしんは故郷・山形の家族を思いながら耐え抜く

奉公先の材木屋では、朝5時に起きてから夜中に材木屋の若い衆が寝静まった後の風呂掃除をするまで休む間もなく働いた。大根飯をかっこむだけの食事も、つらくあたる女中も、芯から冷える川の水でのおしめ洗いも、おしんは故郷・山形の家族を思いながら耐え抜く

(画像 2 / 6)

少女時代を小林綾子、成年期を田中裕子、中年期を乙羽信子と3人の女優がおしんを演じた。小林は約500人のオーディションから選ばれ、乙羽は橋田さんたっての希望でのキャスティングだったという

少女時代を小林綾子、成年期を田中裕子、中年期を乙羽信子と3人の女優がおしんを演じた。小林は約500人のオーディションから選ばれ、乙羽は橋田さんたっての希望でのキャスティングだったという

(画像 3 / 6)

いまなお語り継がれる名シーンは1983年の1月、山形県の最上川で撮影された。撮影に「力は貸せない」と言っていた山形県だが、このシーンだけは「地元の大江町役場が、筏の再現から船頭さんの手配まで全面的に協力してくれることになった」(橋田壽賀子さん『人生ムダなことはひとつもなかった』(大和書房)より)

いまなお語り継がれる名シーンは1983年の1月、山形県の最上川で撮影された。撮影に「力は貸せない」と言っていた山形県だが、このシーンだけは「地元の大江町役場が、筏の再現から船頭さんの手配まで全面的に協力してくれることになった」(橋田壽賀子さん『人生ムダなことはひとつもなかった』(大和書房)より)

(画像 4 / 6)

辛抱に辛抱を重ねる少女

辛抱に辛抱を重ねる少女

(画像 5 / 6)

小林綾子は500人のオーディションから選ばれた

小林綾子は500人のオーディションから選ばれた

(画像 6 / 6)

佐賀の旧家の息子・田倉竜三と結婚した後も、姑との確執や、夫の事業の失敗、子の死産、敗戦とおしんの試練は続く。しかしどんなときでも前を向き「(飢え死にする)つもりになったら、どこでだってなんだってできる」と強い気概で飯屋や行商など職を変えながらたくましく生きていく

佐賀の旧家の息子・田倉竜三と結婚した後も、姑との確執や、夫の事業の失敗、子の死産、敗戦とおしんの試練は続く。しかしどんなときでも前を向き「(飢え死にする)つもりになったら、どこでだってなんだってできる」と強い気概で飯屋や行商など職を変えながらたくましく生きていく

関連記事

トピックス

NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
カラオケ大会を開催した中条きよし・維新参院議員
中条きよし・維新参院議員 芸能活動引退のはずが「カラオケ大会」で“おひねり営業”の現場
NEWSポストセブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
襲撃翌日には、大分で参院補選の応援演説に立った(時事通信フォト)
「犯人は黙秘」「動機は不明」の岸田首相襲撃テロから1年 各県警に「専門部署」新設、警備強化で「選挙演説のスキ」は埋められるのか
NEWSポストセブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン