芸能

活躍続く「新しい地図」の3人 ドラマ、舞台、企業とのコラボも話題に

絶好調の「新しい地図」の3人

絶好調の「新しい地図」の3人

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、注目度がますますアップしている「新しい地図」の最近の活躍ぶりについて。

 * * *
 主演映画『ミッドナイトスワン』が「第44回 日本アカデミー賞」において「最優秀主演男優賞」と「最優秀作品賞」を受賞。さらに大河ドラマ『青天を衝け』(NHK)での徳川慶喜役が大反響を呼んでいるのは草なぎ剛。そんな草なぎには大物タレントらから「また一緒に仕事がしたい」という声が挙がっていると聞く。

改めて注目の「新しい地図」の3人

 こうした草なぎ評のさらなる上昇をきっかけに、改めて注目されているのが「新しい地図」の草なぎ、稲垣吾郎、香取慎吾の動向だ。

 緊急事態宣言により東京公演スタートからわずか3日で大阪公演も含め中止になってしまったが、稲垣主演の『サンソン-ルイ16世の首を刎ねた男-』は稲垣の発案によるものだったと話題を呼んだ。SMAP時代は「全て人任せだった」と振り返る稲垣だが、『ゴロウ・デラックス』(TBS系)で多くの作家と出会い、現在も小説家との対談連載をもち、彼らと直に話す機会は大きな刺激に。『サンソン~』も、漫画『イノサン』(舞台の原作は安達正勝氏著『死刑執行人サンソン』)の作者、坂本眞一氏との対談で氏が描く世界観に心酔したことがきっかけになっている。

 香取は、今年1月期、5年ぶりとなる民放ドラマ主演作『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』(テレビ東京系)に出演。主題歌『Anonymous』の歌唱も話題になれば、草なぎと「ミノキ兄弟」として出演する『アンファー』の提供クレジットを香取が読んだことも「画期的」と騒がれた。

 その香取は、昨年、中止になってしまった「さいたまスーパーアリーナ」での『香取慎吾20200429PARTY!』の代替公演ともいうべき、『さくら咲く 歴史ある明治座で20200101 香取慎吾 四月特別公演』を開催。緊急事態宣言により中止された公演もあったが、千秋楽を生配信し、ファンを喜ばせた。

 明治座での公演の多くは、演目に関連した飲食のメニューやグッズなども“お楽しみ”の一つだが、香取の公演で目についたのは『J_O』のロゴだった。

 香取が著名なスタイリスト、祐実朋樹氏と共にディレクションしているパーマネントポップアップショップ『JONTE_ONTEMBAAR』(=ヤンチェオンテンバール。以下、ヤンチェ)である。海外のハイブランドが並ぶ帝国ホテルインペリアルタワー1Fに店舗を構えるアパレルブランド。

 ちなみに明治座では、稲垣がプロデュースする『BISTRO J_O』の『J_O CAFE』の店内で提供しているのと同じドリンクやデザートを食すこともできた。

関連キーワード

関連記事

トピックス

《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
大阪桐蔭野球部・西谷浩一監督(時事通信フォト)
【甲子園歴代最多勝】西谷浩一監督率いる大阪桐蔭野球部「退部者」が極度に少ないワケ
NEWSポストセブン
がんの種類やステージなど詳細は明かされていない(時事通信フォト)
キャサリン妃、がん公表までに時間を要した背景に「3人の子供を悲しませたくない」という葛藤 ダイアナ妃早逝の過去も影響か
女性セブン
創作キャラのアユミを演じたのは、吉柳咲良(右。画像は公式インスタグラムより)
『ブギウギ』最後まで考察合戦 キーマンの“アユミ”のモデルは「美空ひばり」か「江利チエミ」か、複数の人物像がミックスされた理由
女性セブン
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
女性セブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
大谷翔平の通訳・水原一平氏以外にもメジャーリーグ周りでは過去に賭博関連の騒動も
M・ジョーダン、P・ローズ、琴光喜、バド桃田…アスリートはなぜ賭博にハマるのか 元巨人・笠原将生氏が語る「勝負事でしか得られない快楽を求めた」」
女性セブン
”令和の百恵ちゃん”とも呼ばれている河合優実
『不適切にもほどがある!』河合優実は「偏差値68」「父は医師」のエリート 喫煙シーンが自然すぎた理由
NEWSポストセブン
大谷翔平に責任論も噴出(写真/USA TODAY Sports/Aflo)
《会見後も止まらぬ米国内の“大谷責任論”》開幕当日に“急襲”したFBIの狙い、次々と記録を塗り替えるアジア人へのやっかみも
女性セブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン