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「一式60万円がパーに…」趣味にすぐ挫折して散財する人たちの反省の弁

「まず形から入る」が失敗につながるケースも(イメージ)

「まず形から入る」が失敗につながるケースも(イメージ)

 これといった趣味がなく、本気になれるものがほしい――。お金をかけて趣味に挑戦したものの、散財した挙げ句挫折。懲りずにまた挑戦するも、結局やめてしまうというループにハマってしまう人たちがいる。他の人から見ると、まるで“趣味の挫折が趣味”となっているようにも映る。そんな人たちの反省の弁を集めた。

「形から入れば続ける気になる」と思ったが…

 メーカーに勤める40代の男性・Aさんは、これまでに海釣りやサーフィンなどといった海系の趣味に挑戦するも、毎回挫折してきた。道具だけでこれまで100万円以上費やしており、挫折の度に同僚や友人に譲ってきた。中でもお金がかかった趣味が、ダイビングだった。

「4年前の沖縄旅行がきっかけでした。澄み切った青い海に感動し、魚たちと泳げたら最高だろうなと思ったんです。もともと海は好きでしたし、趣味としていいのではないかと考えました」(Aさん)

 知り合いにインストラクターがいたことから、ダイビングを始めるハードルは低かった。「今度こそ続けられる趣味にしたい」との思いから、ダイビングセット一式を60万円ほどで購入。だが、この意気込みが裏目に出てしまう。

「ダイビングをするためにはC カードというライセンスが必要で、そのために座学と海での実習を受けます。この実習が想像以上に苦痛で、長時間船にに乗ると酔ってしまって気持ちが悪くなるし、腰につける重しで腰痛が悪化したりして……。そう言えば釣りの時も、船は得意じゃなかったのを思い出しました。

 結局あきらめて、ダイビングセット一式は誰かに譲ろうかと思っています。形から入れば続けられるかなと思って、毎回道具を揃えてしまうんですが、揃えたからといってやる気が続くという説はウソ。もういい加減、そのクセを直さなくてはと思っています」(Aさん)

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