小学生時代は地域の合唱団に所属。顧問の先生の転勤で、合唱団が解散の危機を迎えたこともあった。しかし、キャプテンの清原を中心に学校に掛け合い、その危機を乗り越えた。
歌声だけでなく、容姿でも人目を引いていたという。
「よく友達と一緒にかき氷を食べに来てくれていました。当時から凛とした顔立ちの美人さんで、よく“ハーフ?”と聞かれていたと彼女の友人が言っていました」(地元の和菓子店の店員)
小学5年生からは、劇団四季や宝塚歌劇団で活躍する人材を多数輩出する劇団「YTJ」に所属し、その後、12才で受けた「アミューズオーディションフェス2014」でグランプリを獲得。2015年1月にデビューし、ティーン雑誌『nicola』の専属モデルとして活躍した。
しかし、女優デビュー作となった『あさが来た』では大きな挫折を味わったという。
「清原さんが演じたのは豪商の家の姉妹に仕える女中・ふゆ。家の主人に失恋し、別の男と結婚して子供をもうけるなど、10代前半の新人には難しい役でした。清原さんはうまくできずに悔しがって泣くこともあったんです」(芸能関係者)
そんな清原を支えたのが、ふゆが仕える豪商の娘・はつを演じた宮崎あおい(35才)だったという。
「宮崎さんは、演技のヒントを清原さんにそっと伝えてあげていました。清原さんも宮崎さんを尊敬しており、食事や撮影の合間も一緒に過ごしていたんです。清原さんの演技が、シーンを重ねるごとに上達していったのは、宮崎さんの指導あってのことでしょう」(前出・芸能関係者)
宮崎も若くして朝ドラヒロインを務め、その後大河ドラマに主演し、国民的女優へと成長した。清原もその道を歩んで行くのかもしれない。
※女性セブン2021年7月15日号