竹下派副会長の船田元・元経済企画庁長官はメルマガで、〈コロナ禍における政治的混乱を避け、政局を安定させるためには、有力な選択肢となりうる〉と保守合同論を支持した。船田氏が語る。
「自民党の都議選での思わぬ不振は、ワクチンの遅れや飲食店への対応など目先の問題以上に、安倍政権時代からのモリカケやIR汚職といった不祥事に党として反省する姿勢を示さなかったことが、国民の不信感につながったからではないか。
今回の都議選は自公も都民ファも過半数を取れなかった。国政でも同じ状況になることが考えられる。もし小池さんが自民党に協力してくれるなら、総選挙に向け、連携すべきだろう」
党の公認権を握る二階俊博・幹事長は「(小池氏が)国会へ戻って来られるなら大いに歓迎だ」と国政復帰を促した。
※週刊ポスト2021年7月30日・8月6日号