芸能

天海祐希『緊急取調室』のスタッフが感激した「ワークマン」の差し入れ

天海祐希

Tシャツを差し入れした天海祐希

「私は解散するその日まで、キントリらしく暴れたい!」。天海祐希(53才)が演じる取調官・真壁有希子が力強く宣言し、円陣の中心に手を差し出す。すると共感した刑事たちも次々と立ち上がり、組み手を重ねた──。7月8日に『緊急取調室』(テレビ朝日系)第4シーズンの第1話が放送された。作品は2014年に放送が開始された人気シリーズで、取調室で繰り広げられる刑事と凶悪犯との心理戦を描く。

 天海が演じるのは、取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班」(通称キントリ)の主任刑事。チームに所属する刑事役には、小日向文世(67才)、でんでん(71才)、田中哲司(55才)ら実力派俳優が名を連ねる。

 今シーズンは、“あと100日でキントリが解散”というテーマ設定もあり、話題性も充分。初回視聴率14.7%と好スタートを切った。第1話の放送直前に行われたドラマの取材会に参加した記者はこう語る。

「とにかくチームワークがよく、撮影の合間にも演者同士のおしゃべりが止まらないようです。取材会では田中さんが『前シリーズでは撮影の待ち時間に墓の話をしていたが、今回はランクアップして仏壇の話をするようになった』とふざけると、天海さんが両手で顔を覆いながら爆笑していました。スタッフがお揃いのTシャツを着ている様子からも結束の強さを感じましたね」

 新しいレギュラー出演者も加わった。工藤阿須加(29才)が演じる若手の警察官・山上は、第3シーズンのクランクイン直前に急逝した大杉漣さん(享年66)が演じた刑事・善さんの息子という役どころだ。

「大杉さんは、キントリの第3シーズンに出演するのを心から楽しみにしていたんです。それを知っていた天海さんは、亡くなった後も何かしらの形で“共演”できないか、スタッフに直談判したそうです」(テレビ局関係者)

 その結果、善さんは別の部署に異動したという設定に。キントリメンバーが「善さん、今頃何しているかねぇ」と話したり、写真が登場するなど、作品の中で生き続けてきた。

「天海さんと工藤さんはすでに打ち解けていて、“息子にしたいナンバーワン”なんて絶賛していますよ」(前出・テレビ局関係者)

関連キーワード

関連記事

トピックス

《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
大阪桐蔭野球部・西谷浩一監督(時事通信フォト)
【甲子園歴代最多勝】西谷浩一監督率いる大阪桐蔭野球部「退部者」が極度に少ないワケ
NEWSポストセブン
がんの種類やステージなど詳細は明かされていない(時事通信フォト)
キャサリン妃、がん公表までに時間を要した背景に「3人の子供を悲しませたくない」という葛藤 ダイアナ妃早逝の過去も影響か
女性セブン
創作キャラのアユミを演じたのは、吉柳咲良(右。画像は公式インスタグラムより)
『ブギウギ』最後まで考察合戦 キーマンの“アユミ”のモデルは「美空ひばり」か「江利チエミ」か、複数の人物像がミックスされた理由
女性セブン
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
女性セブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
大谷翔平の通訳・水原一平氏以外にもメジャーリーグ周りでは過去に賭博関連の騒動も
M・ジョーダン、P・ローズ、琴光喜、バド桃田…アスリートはなぜ賭博にハマるのか 元巨人・笠原将生氏が語る「勝負事でしか得られない快楽を求めた」」
女性セブン
”令和の百恵ちゃん”とも呼ばれている河合優実
『不適切にもほどがある!』河合優実は「偏差値68」「父は医師」のエリート 喫煙シーンが自然すぎた理由
NEWSポストセブン
大谷翔平に責任論も噴出(写真/USA TODAY Sports/Aflo)
《会見後も止まらぬ米国内の“大谷責任論”》開幕当日に“急襲”したFBIの狙い、次々と記録を塗り替えるアジア人へのやっかみも
女性セブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン