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「週刊ポスト」本日発売! 迫りくる大地震のXデーほか

 8月6日発売の「週刊ポスト」は、お盆を乗り切る夏の特大号。コロナ禍は深まるばかりだが、国民に迫る危機はそれだけではない。確実に起きる首都直下と南海トラフ大地震の最新シミュレーション、通院控えで増え続ける薬漬けの弊害、そしてにわかに高まる「政局」の足音。総力取材で日本の「いま」をお届けします。さらに、グラビアは大感謝4大袋とじ付き!

今週の見どころ読みどころ

◆<カラー完全図解>首都直下+南海トラフ大地震「Xデー」迫る!
有史以来、何度も日本の心臓部を直撃してきた2つの大地震。いずれも前回から長い空白期間を経て、危険は日に日に高まっている。過去、南海トラフ大地震では津波被害に加えて富士山噴火につながった例もあり、最悪のケースでは死者32万人、被害総額は220兆円にのぼると推定されている。首都直下地震では、想定死者2万3000人の7割は火災による犠牲が想定され、焼失家屋は41万棟にも及ぶという。震源、軟弱地盤地域、木造家屋密集地域など豊富なマップでリスクを見える化する。そして、予知はどこまで進んだのか?

◆専門家が問題提起「その手指消毒、そろそろやめませんか?」
ワクチン接種が進んでもコロナ感染者は増え続けている。ウイルスの感染経路には様々あるが、知見が蓄積されるにしたがって、当初恐れられていたドアノブや吊り革などを介した接触感染のリスクはそこまで高くないこともわかってきた。専門家は、そうした設備や手指の消毒に感染予防効果があることは認めつつも、換気やマスクなど、より重要な対策に焦点を当てるべきと提言する。過度なアルコール消毒によって、逆に皮膚の防御機能が失われたり、他の障害を招いたりするリスクもあるという。

◆<老人党座談会>亀井静香×山崎拓×藤井裕久「菅首相はもうダメだ」
本誌人気企画が新メンバーで緊急座談会を開催! いずれ劣らぬ永田町の業師3人が菅政権の失敗と秋の政局を読み通す。「いちご農家の倅」がキャッチフレーズだった菅首相は、なぜ「土の匂い」を失ってしまったのか。横浜市長選から自民党総裁選、解散・総選挙まで、政界の裏が見えてくる。総選挙後の政局は、自民党分裂含みの危険な展開が予想されるなか、野党を引き込んだ「大連立」の可能性もあるという。その場合、意外な人物が「ポスト菅」候補に挙げられた――。

◆1985年の桑田真澄と清原和博「最強のふたり」
ノンフィクションライター、柳川悠二氏が「あの夏」のKKコンビを蘇らせる。ふたりをPL学園に入学させた伝説のスカウター、井元俊秀氏や名将・中村順司監督(当時)らの証言により、「努力の天才」だった桑田、清原の怪物ぶりをリポートする。

◆五輪選手村は外国選手が日本人女性スタッフを狙う「ナンパ村」に!
プレイブック違反やコロナ感染が相次いで発覚している選手村だが、各国報道機関の活動が制限されていることもあって、オリンピアンたちの「風紀紊乱」が加速している。標的になっているのは日本人女性スタッフたち。SNSのアカウントを聞かれるのは日常茶飯事で、「村内デート」に誘われるケースも多いという。村内の公園は、夜な夜なイチャつくカップルの「密な密会」が繰り広げられている。

◆羽生善治、50歳の告白「老いについて考えていること」
前人未到の七冠制覇を達成した名棋士は、いまや無冠となり、タイトル戦への出場も絶えている。藤井聡太・二冠に代表される「AI将棋」時代に、羽生の復活はあるのか。

◆北京五輪2020がすごいことになっている
半年後に迫る北京冬季五輪に向け、中国政府は準備を加速させている。100台の「雪大砲」により人工的に雪原を誕生させ、開会式にはノーマスクの9万人の観客が詰めかけるという壮大な計画だ。一方で、世界からはボイコット論も出て、早くもその是非論がヒートアップしている。

◆スイカを食べて緊急搬送! いったい何があったのか
夏の風物詩、スイカには意外な危険が潜んでいた。特に高齢者は、スイカを食べて病院に担ぎ込まれる例が少なくないという。高カリウム血症、誤嚥性肺炎、激しい下痢や嘔吐など、スイカが原因となる病気は多い。取材に答えた医師らは、特に腎機能障害のある人は注意が必要だと警告した。

◆橘玲「無理ゲー社会」
作家・橘玲氏が話題のベストセラーで問題提起した「攻略困難な人生ゲーム」の実態と原因を明らかにする。格差が拡大し、年金もまともにもらえないと絶望する若者たちは「自殺する権利」を公然と求め始めた。一部の若者たちは一発逆転を狙って仮想通貨投資に熱を上げ、それも報われず結婚や子育てを諦めて無気力な日々を送る社会を作った「リベラル化の弊害」とは何なのか――。

◆60過ぎて飲んだら危ない薬「全実名リスト」
コロナ禍で広がった「通院控え」が長引くなか、健康維持の頼みの綱であるはずの「薬」が国民の健康を害するケースが増えているという。専門家らは状況を憂慮し、患者にもわかりやすいよう一般的な商品名まで列挙した「注意が必要な薬リスト」をまとめた。降圧剤や糖尿病薬、睡眠薬など、なじみ深い薬にも重大な副作用リスクがあるという。

◆「ワクチン2回受けたのに感染」は注射の失敗が原因だった!?
ワクチンの2回接種を終えた人がコロナウイルスに感染する「ブレイクスルー感染」が世界中で起きている。そもそも感染を防ぐ効果は100%ではないし、感染力の強いデルタ株の蔓延が大きな理由だが、実は「注射の失敗」が原因になるケースもあるという。コロナワクチンは「筋肉注射」だが、日本では長く「皮下注射」が主流だったため、医師のなかには筋肉注射の正しい方法を知らない者も少なくないのだという。それによって必要な箇所に必要な量のワクチンが届かず、十分な抗体が作られないケースもある。

◆<カラー探訪>軽井沢は「北麻布」に進化していた
明治期に富裕層の避暑地として拓かれた軽井沢が変貌を遂げていた。コロナ生活も影響してITワーカーはじめ移住者が急増、地価は10%も上昇して、都内のお洒落タウンになぞらえて「北麻布」と呼ばれることもある。「自粛の夏」を乗り越えたら一度は訪れてみたい最新の人気スポットからこだわりの宿、お買い得不動産まで、その魅力を探った。

◆あなたがくれた最期の言葉を思い出す
昭和の偉人を振り返る特別企画は、好評だった前号に続き「最期の言葉」を特集する。梅宮辰夫、野村克也、林家三平、野際陽子、大平正芳が、子供に、孫に残したメッセージには、彼らの生きた証と知恵が詰まっていた。

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