• TOP
  • 特集
  • 巨匠・代々木忠監督が突然の引退宣言「コロナ禍ではもう撮れない」

特集

2021.08.27 19:00  週刊ポスト

巨匠・代々木忠監督が突然の引退宣言「コロナ禍ではもう撮れない」

代々木忠監督は「ヨヨチュー」の愛称でファンから愛されてきた

代々木忠監督は「ヨヨチュー」の愛称でファンから愛されてきた

『ドキュメント・ザ・オナニー』『性感極秘テクニック』で注目を浴び、アダルトビデオが誕生した1981年から業界を牽引してきた巨匠・代々木忠。通称「ヨヨチュー」としてファンから愛されてきた代々木は、御年83歳となった今年「引退」を決意したという。

「アダルトビデオを撮ることになった時、心から撮りたいものは何だろうって考えました。僕はやはり、芝居や演技ではない、ありのままのセックスを撮りたかったんですね」

 代々木がアダルトビデオ監督に転身した1981年は、一般家庭でのビデオデッキ普及率がようやく10%を超え、業界の主流がピンク映画からAVに移り変わる、まさに時代の転換点だった。この年、初AV作品となる『淫欲のうずき』(主演・愛染恭子)で大ヒットを記録。『いんらんパフォーマンス』『ザ・面接』などの代表作で、一般から芸能界まで数多くのファンを獲得し、約40年、カメラを回し続けてきた。

 ところが、昨年6月に撮影した『ザ・面接VOL.166 ソーシャルディスタンス大性交』が事実上の“引退作”に。それから新作を撮ることはなく、今夏、静かに決意を固めた。代々木の監督人生40年を、本人の言葉で振り返る。

「愛染恭子の1作目は、僕自身はまったく面白みを感じなかった。それまでのピンク映画と同じ撮り方で、パッケージに『本番生撮り』と謳ってても、要はお芝居でしたから」

 デビュー作に満足しなかった代々木は翌1982年、業界の前例を打ち破る「本番撮り」を試みた。

「ある女の子で本番を撮ろうとしたら、直前になって『私できない』と言い出した。『じゃあオナニーならできるかい?』と。ところが、これが想像以上にワイセツだったんです。女の人が自ら、こんなふうにアソコを弄るのか、って」

『ドキュメント・ザ・オナニー』の誕生だった。このシリーズでとりわけ人気が高いのが『Part1主婦・斉藤京子』だ。

「彼女は本物の主婦だった。彼女にバイブを差し出すと、食い入るように見つめた。恥じらいながら、自らクリトリスに当てるんだけど、それからはもう止まらなくなる。パンツにシミが溢れ出し、僕もスタッフもみんなが勃っちゃった。女の実態を見せつけられたわけです」

関連記事

トピックス