芸能

長谷川博己の妹、料理家・弓子さんが話題に 活躍の裏に家族の物語

8月上旬、新作映画の撮影に挑む長谷川

8月上旬、新作映画の撮影に挑む長谷川

 ある有名人の家族である料理家に注目が集まっている。ことの発端は、テレビ番組『超人女子戦士 ガリベンガーV』(テレビ朝日系)。小峠英二(45才)がMCを務め、毎回さまざまな分野の専門家を招いて疑問を解決していく深夜バラエティー。その5月9日放送回でのことだった。

「この日のテーマは『出汁』でした。講師を務めたのは、聖徳大学短期大学部准教授で料理家の長谷川弓子さん。緊張する様子もなく、落ち着いた語り口でわかりやすく解説していました。美人として放送後に話題になったのですが、最近になって、彼女が長谷川博己さん(44才)の妹さんだと明らかになったんです。知的で優しそうな雰囲気が、お兄さんとよく似ていますよ」(テレビ局関係者)

 弓子さんは明治大学を卒業後、一度、百貨店に就職している。3年間の会社勤めで学費を貯め、栄養専門学校に入学したという。

「就職後に本当にやりたいことを考えるようになり、中学生の頃に料理研究家の栗原はるみさんに憧れていたこともあって、料理の道を志したそうです」(長谷川家の知人)

 弓子さんは専門学校で栄養士の資格を取得後、27才で「近茶流宗家」の門を叩いた。「近茶流」は江戸時代から伝わる、茶道の心にかなう料理で、現代に至るまで世襲で伝えられている。

「弓子さんは内弟子として5年間、トイレや庭の掃除、師匠の白衣のアイロンがけなどもこなしながら、近茶流の知識や技術を学んだそうです」(前出・長谷川家の知人)

 2012年から聖徳大学の講師となり、料理家としての活動をスタート。料理本を上梓したりメディアに出演するなど、キャリアを積み上げている。その活躍の裏には家族の物語があった。弓子さんは過去のインタビューで、料理の道へ進んだ理由を次のように語っている。

《家族にその道を究めようとするタイプが多いことに影響されたのかもしれない》(日刊工業新聞2017年1月23日付)

 兄の影響も受けているだろうが、それ以上に大きな存在となっていたのが、父の堯さん(享年81)だった。

「堯さんは建築史家として活躍し、武蔵野美術大学の名誉教授も務めた日本建築界の重鎮なんです。2019年に亡くなった際、長谷川さんの父であることが広まりました。堯さんは建築史家として生計を立てられるようになるまで、ライター業で食いつないで知識を身につけていったそうです。お父様のバイタリティーも、弓子さんは引き継いでいると聞いています」(前出・長谷川家の知人)

関連キーワード

関連記事

トピックス

NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
カラオケ大会を開催した中条きよし・維新参院議員
中条きよし・維新参院議員 芸能活動引退のはずが「カラオケ大会」で“おひねり営業”の現場
NEWSポストセブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
襲撃翌日には、大分で参院補選の応援演説に立った(時事通信フォト)
「犯人は黙秘」「動機は不明」の岸田首相襲撃テロから1年 各県警に「専門部署」新設、警備強化で「選挙演説のスキ」は埋められるのか
NEWSポストセブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン