●とにかく地味で頑固。妻のアドバイスを聞いて!
「仕事もプライベートも、白シャツと紺のズボンに黒の革靴とワンパターン。もっとパッとした服を着てほしいけれど、私のすすめた服は絶対に着ない。髪型も30年以上同じ床屋で同じスタイルにしているのが自慢。コロナ禍で床屋が閉まっていた時に美容院に連れていったけれど、髪型は変えなかった。とにかく頑固」(H.Iさん 58歳 東京都新宿区)
●カジュアル下手で地味。制服みたいな服はやめて!
「夫の両親が古風で、服装に関して『TシャツNG』など厳しくしつけられたらしく、カジュアルが下手。堅い技術系の会社に勤めていたせいか、サラリーマン時代から紺やベージュなど地味な服しか着ないし、私服もいつも同じで制服みたい。気になることはあるけれど、関わりたくないから意見は言いません」(H.Kさん 60歳 東京都豊島区)
●メタボ体型のウエストにシャツをインしないで!
「ゴルフ好きの夫が着る服といえば、ゴルフウェアだけ。ブランド物だからみすぼらしくはないけれど、お腹が出ているから服がパツパツ。その上、シャツをインしちゃうのは勘弁してほしい。夫いわく『ゴルフ場ではインするのがルール』とのことだけれど……。ゴルフウェア一辺倒は根負けしたけど、お腹はへこませてほしい!」(Y.Sさん 66歳 東京都台東区)
●パッとしないけれど手がかからないからヨシ!
「3歳下の夫は、ジーンズメイトやユニクロなどファストファッション系の店で、自分で服を買ってます。白、黒、紺中心の服は代わり映えしないけれど、本人がやっていることなので口出しはしません。靴は『靴流通センター』で足にフィットする靴を買っているみたい。手がかからないのでいいかなと思っています」(Aさん 52歳 東京都江戸川区)
しかし、自分ではどうしたら良いか分からないという人も多いだろう。スタイリストの小林知典さんがいう。
「50~60代ならばプレッピーやアイビー系の上品さを感じさせるアイテムを選ぶと、オンオフ問わず着回しやすい。他の服や小物をプラスすれば、幅広いシーンに対応可能です」