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米倉涼子が自らキャラ変提案 『ドクターX』でついに「失敗」もあるか

今回の大門は今までとは違う?(時事通信フォト)

今回の大門は今までとは違う?(時事通信フォト)

 10月クールの新ドラマが続々スタートするなか、「最強の布陣」で挑むのがテレビ朝日だ。

「今秋は『相棒』、『科捜研の女』、『ドクターX』とテレ朝の看板ドラマを揃えており、編成局長も『あらゆる年齢層の皆様に楽しんで頂ける番組で臨む』と意気込んでいます。

 とくに米倉涼子さん(46)主演の医療ドラマ『ドクターX』は、今年で10年目という節目でもあるので力を入れている。キャストは岸部一徳さん、西田敏行さんら定番のメンバーに加えて、米倉さんの敵役には狂言師の野村萬斎さんと超豪華。医療機器などのセットにもかなりの予算がかかっています」(テレ朝局員)

『ドクターX』では、米倉演じる孤高の天才外科医・大門未知子の「私、失敗しないので」という痛快な台詞がお馴染みとなっている。

 しかし、今回の大門には今までとは違う一面があるようだ。

「疲れで目がかすんだり躓きやすくなったりと、前作までの完璧な美女医という役どころとは少し変わった、年齢を感じさせる演出があるそうです。

 米倉さんからの提案で、ドラマの長期化に併せて大門も歳を重ねているように見せたいとのことです」(同前)

 米倉の変化について、芸能評論家の三杉武氏はこう語る。

「『ドクターX』は高視聴率を叩き出し続ける一方で、決まり切ったパターンにマンネリ化を感じる人もいました。また、米倉さん自身は昨年3月に所属事務所から独立したこともあり、新たな米倉像を確立したいとの思いがあるはずです。

 今回のドラマでは、老いを感じさせる演出だけでなく、もしかしたら“失敗しちゃう”という大胆な演出もあり得るかもしれません」

 新しい大門先生が見られそうだ。

※週刊ポスト2021年10月15・22日号

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