国内

眞子さま結婚祝福座談会 自立するプリンセスには「不幸になる権利」もある

座談会に参加したNY州弁護士の山口真由氏

座談会に参加したNY州弁護士の山口真由氏

 眞子内親王と小室圭氏は10月26日に結婚する。小室氏はニューヨークの法律事務所に就職し、眞子さまもニューヨークで生活する見込みだ。「もういい加減、祝福しましょうよ」。そう声を揃えるのが倉田真由美氏(漫画家)、三浦瑠麗氏(国際政治学者)、山口真由氏(NY州弁護士)。女性論客3人による座談会を開催した。(全3回の第3回)

 * * *
山口:問題はこの先の二人がどうなるかです。小室さんは個性的な人なので、うまくいくかどうか分からない部分はある。

倉田:夢のないこと言わないでよ(笑)。深く愛し合って、幸せに暮らすと信じましょうよ。だって、私たちは小室さんの一部しか知らないんだから。一緒に暮らしたら、ゴミ捨てや掃除など家事をまめまめしくやる男性かもしれない。生活は小さいことの積み重ねだし、家では小室さんがご飯を作って待ってるかもよ。

三浦:結婚を諦めなかった一点を取ってもそうだけど、眞子さまは情熱が溢れて、ひとりの人にものすごい愛情を注ぐタイプかもしれません。この愛情をずっと受け止められる逸材は少ないけど、小室さんなら砂のように、愛情の水をひたすら吸い取るかもしれないですね。

倉田:レーザービームみたいな愛情を注がれると逃げる男が多いけど、私も小室さんなら大丈夫だと思う。結局は相性がいいんだよね。

三浦:眞子さまは、愛を与える人じゃないですか。いわゆる「ギバー(与える人)」。私の経験上、このタイプは幸せになっている人が多いです。どんな美女でも、もらうことしか考えない「テイカー(受け取る人)」は、本当の幸せを手にできないのではないかと。自分が愛されなくなると、自我の根底の部分が揺らいじゃうから。友人を見ていても、利他的な人のほうが不思議と不幸になっていないんです。

倉田:その話を信じたい。私なんか散々男に与え続けてきた人生で、もらう人に対してずっと嫉妬心を抱いてきたから(笑)。

山口:お金の話で言うと、国民の税金を使って海外暮らしはいかがかとの意見がある一方で、皇室を離れる際に支給される約1億5000万円の一時金を眞子さまが辞退するとも報じられました。眞子さまはNYで大変でしょうけど、私は働けばいいと思うんです。私たちが見たいのは、自立するプリンセスの姿です。経済的にも精神的にも自立して、社会と繋がっている存在になってほしい。

倉田:それは素敵なアイデアね。どうしても私の世代は「男が食わせるのが当然」っていう結婚観があるから、眞子さまがNYで働くという発想は全然なかった。

三浦:眞子さまは学芸員の資格もお持ちだし、博物館や美術館のキュレーターなど、NYでできる仕事はいくらでもあります。米国人はロイヤル(王室)やプリンセスが大好きだから、受け入れられる土壌もある。

山口:個人の意思を尊重する米国では、日本の女性は外から強制されて自己決定権がないとみなされがち。その中で眞子さまが反対をおして小室さんを選べば、『自分の力で人生を切り開いた』こと自体に拍手が送られるでしょう。さらに自分で稼ぐところまで行けたら、父からも夫からも自立した女性になって、誰からの文句も恐くはない。

関連キーワード

関連記事

トピックス

大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
「What's up? Coachella!」約7分間、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了(写真/GettyImages)
Number_iが世界最大級の野外フェス「コーチェラ」で海外初公演を実現 約7分間、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了
女性セブン
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
女性セブン
天皇皇后両陛下、震災後2度目の石川県ご訪問 被災者に寄り添う温かいまなざしに涙を浮かべる住民も
天皇皇后両陛下、震災後2度目の石川県ご訪問 被災者に寄り添う温かいまなざしに涙を浮かべる住民も
女性セブン
今年の1月に50歳を迎えた高橋由美子
《高橋由美子が“抱えられて大泥酔”した歌舞伎町の夜》元正統派アイドルがしなだれ「はしご酒場放浪11時間」介抱する男
NEWSポストセブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
STAP細胞騒動から10年
【全文公開】STAP細胞騒動の小保方晴子さん、昨年ひそかに結婚していた お相手は同い年の「最大の理解者」
女性セブン
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。  きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。 きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
NEWSポストセブン
大谷翔平を待ち受ける試練(Getty Images)
【全文公開】大谷翔平、ハワイで計画する25億円リゾート別荘は“規格外” 不動産売買を目的とした会社「デコピン社」の役員欄には真美子さんの名前なし
女性セブン
逮捕された十枝内容疑者
《青森県七戸町で死体遺棄》愛車は「赤いチェイサー」逮捕の運送会社代表、親戚で愛人関係にある女性らと元従業員を……近隣住民が感じた「殺意」
NEWSポストセブン