国内

眞子さまと秋篠宮さま 秘蔵写真で振り返る、父娘で歩んだ30年

1991年12月17日、東京・元赤坂の秋篠宮邸にて(写真/宮内庁提供)

1991年12月17日、東京・元赤坂の秋篠宮邸にて(写真/宮内庁提供)

 美智子上皇后の教えを胸に刻み、皇族としての役目を立派に果たしたプリンセスが巣立つ。溢れる愛を注ぎ、成長を見つめ続けた父と娘との思い出を、秘蔵写真で振り返る。

「かわいい顔して……私に似て」──眞子さまが誕生した翌朝、秋篠宮皇嗣はこう語ったという。60年以上の皇室取材歴を持つ皇室ジャーナリスト・渡邉みどり氏は、父娘の性格もそっくりと指摘する。

「眞子さまの一度決めたら曲げずに最後までやり遂げるところは、秋篠宮殿下のご性格をそのまま受け継いでいらっしゃいます。皇室は国民とともにあることを忘れず、古いものを大切に使うという美智子さまから引き継がれてきた教育方針も眞子さまは実践してこられました」

 二人だけの旅行や公務に同行する機会も多かった。眞子さまを小学生時代から撮り続けている本誌皇室担当・横田紋子カメラマンは、「皇族の自覚を小さい頃からお持ちで、美智子さまの立ち居振る舞いを参考にされていると感じることがよくありました」と振り返る。

 10月26日、眞子さまは30年間過ごした秋篠宮家を離れる。父として願うのは、ただひとつだろう。幸せになってほしい──国民の思いもまた、その願いだけである。

●1991年12月17日 東京・元赤坂の秋篠宮邸
 生後約2か月の眞子さまに、両親は慈しみにあふれた眼差しを向ける。「眞」には「天性のものを失わず、自然に、飾ることなく、ありのままに人生を歩んでほしい」との願いが込められている

●2004年3月 学習院初等科の卒業式

2004年3月 学習院初等科の卒業式(撮影/本誌写真部)

2004年3月、学習院初等科の卒業式(撮影/『週刊ポスト』写真部)

 眞子さまの学校の式典に3人で出席するのはこれが最後。「秋篠宮さまは一歩引かれ、以降、中等科入学式からは紀子さまだけが出席されるようになりました」(週刊ポスト・横田カメラマン)

関連記事

トピックス

大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
「What's up? Coachella!」約7分間、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了(写真/GettyImages)
Number_iが世界最大級の野外フェス「コーチェラ」で海外初公演を実現 約7分間、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了
女性セブン
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
女性セブン
天皇皇后両陛下、震災後2度目の石川県ご訪問 被災者に寄り添う温かいまなざしに涙を浮かべる住民も
天皇皇后両陛下、震災後2度目の石川県ご訪問 被災者に寄り添う温かいまなざしに涙を浮かべる住民も
女性セブン
今年の1月に50歳を迎えた高橋由美子
《高橋由美子が“抱えられて大泥酔”した歌舞伎町の夜》元正統派アイドルがしなだれ「はしご酒場放浪11時間」介抱する男
NEWSポストセブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
STAP細胞騒動から10年
【全文公開】STAP細胞騒動の小保方晴子さん、昨年ひそかに結婚していた お相手は同い年の「最大の理解者」
女性セブン
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。  きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。 きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
NEWSポストセブン
大谷翔平を待ち受ける試練(Getty Images)
【全文公開】大谷翔平、ハワイで計画する25億円リゾート別荘は“規格外” 不動産売買を目的とした会社「デコピン社」の役員欄には真美子さんの名前なし
女性セブン
逮捕された十枝内容疑者
《青森県七戸町で死体遺棄》愛車は「赤いチェイサー」逮捕の運送会社代表、親戚で愛人関係にある女性らと元従業員を……近隣住民が感じた「殺意」
NEWSポストセブン