コラム

小池氏「最後通告」無免許運転・木下都議辞職

22日に記者会見を開いて東京都議を辞職した木下富美子氏をめぐっては、7月の都議選期間中に無免許運転で人身事故を起こしていたことが再選後に発覚した後、議会への長期欠席を続けるなど混乱が長期化した。だが、今月に入り東京地検が道交法違反罪で在宅起訴したほか、〝生みの親〟でもある小池百合子知事からも厳しい声が上がるなど、包囲網は着実に狭まっていた。

木下氏に対し、都議会はこれまで2度にわたり辞職勧告を決議。一方、木下氏は今月9日、正副議長との面会のため4カ月ぶりに公の場に姿を現したものの、それ以外は再三の呼び出しに応じず、欠席を続けた。一部の都議は、強制力のある「除名」手続きに入るよう強硬に主張した。

「都民の苦情も寄せられている。今の状況を理解できない人ではないので、自ら出処進退を正していくと確信している」

小池氏は21日昼、木下氏について、報道陣の取材にこう述べた。小池氏は木下氏が以前所属した地域政党「都民ファーストの会」の特別顧問。小池氏の言葉が、事実上の最後通告となったとみられる。

ただ、議会が長期間にわたり木下氏の〝居座り〟を許した形となり、ある都議は「議員は有権者の負託を受けており、本来身分は保障されるべきだが、木下氏の行動は想定外で禍根を残した」と語った。

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