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2021.11.28 07:00  週刊ポスト

「シルバーeスポーツ」での認知症予防「つっぱり大相撲」を採用

相撲ゲーム「つっぱり大相撲」を楽しむ参加者の白熱した戦いで盛り上がる

相撲ゲーム「つっぱり大相撲」を楽しむ参加者

 JR浦和駅前の「さいたま市市民活動サポートセンター」に、相撲ゲームで対戦するシニアの歓声が響く。2018年、市民有志で世界に先駆け「シルバーeスポーツ」を提唱して発足した「さいたま市民シルバーeスポーツ協会」が毎月1回開催する定例会には、企業などから多くの視察がある。同協会の森田孝会長(86)が話す。

「メンバーは40~89歳と幅広く、市内外の誰でも参加できます。現在は初めて参加する人でも楽しめるよう、操作が簡単な相撲ゲームを採用しています」

 テレビ画面に映し出された相撲ゲーム「つっぱり大相撲」をプレイし、わいわい盛りあがる。スマートフォンを使ってプレイする時もある。

 スポーツによる社会貢献を目的とした同協会は行政と組み、競技参加者に市内での買い物に使えるポイントを付与するなど福祉効果の実証も行なう。今秋から新たに協働する日本薬科大学の大上哲也教授は期待を込める。

「認知症や高齢者福祉の研究に取り組んでおり、eスポーツの脳への影響や認知機能との関係などを調べ、認知症予防に役立てたいです」

撮影/太田真三

※週刊ポスト2021年12月3日号

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