スポーツ

新庄剛志氏「酒は飲まないけど飲み会に行く」が人付き合い広げる極意

「新庄フィーバー」が止まらない(時事通信フォト)

「新庄フィーバー」が止まらない(時事通信フォト)

 バラエティ出演などでも話題を振りまく日本ハム新監督の“ビッグボス”こと新庄剛志氏。12月6日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)では、コロナ禍が収束したら夜の街に「ガンガン行きますよ」と語ったが、かつてのチームメイトの証言からは、「酒は飲まないけど宴席に付き合う」というのが“新庄流”であることが浮かび上がってきた。

「新庄は酒を飲まないんですよ」と明かすのは、阪神で新庄氏の2つ上の先輩にあたり、1990年代には主力右腕としてチームを支えた中込伸氏だ。『しゃべくり007』でも、新庄氏はコップ1杯のビールで酔ってしまうほど酒に弱いということ明かし、それでも後輩たちに奢るために現役時代から飲みに行っていたというエピソードを語っていたが、阪神の独身寮「虎風荘」で共に過ごした中込氏も、同様の記憶があるという。

「当時、寮にいた連中は、酒を浴びるように飲むやつばかりでした。新庄は飲めないけど、それでも近所の店にみんなで行く時は必ず一緒に来ましたね。寮にいたメンバーでは山田(勝彦)も酒を飲まないので、2人でよくカラオケを歌っていました。山田は今回、日本ハムの一軍バッテリーコーチとして呼ばれていましたが、昔から馬が合うんじゃないですかね」

“下戸でも飲み会に行く”というスタイルで、チームメイトと交友を深め、その人脈が今に至るまで活きているとする証言だ。

 テレビ出演の際には、「負けた日は飲みに行く」とも明かしていたが、中込氏は「北海道では飲みに行く店は限られるんじゃないか」と苦笑する。

「新庄は甲殻類アレルギーで、エビやカニが食べられないんです。だから、昔は北海道遠征に行くと、新庄はいつもマトン肉のしゃぶしゃぶの店に行っていましたね。北海道が本拠地の日本ハムの監督になったわけですが、あれだけ海の幸があるところで、美味しいものが食べられないというのは可哀想だよね」(中込氏)

 就任直後から若手選手たちに活を入れ、やる気を引き出している新庄氏。部下とのコミュニケーションで“酒の力”を借りないスタイルも、球界における新時代のマネジメントと言えるのかもしれない。

関連キーワード

関連記事

トピックス

元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
伊勢ヶ濱部屋に転籍した元白鵬の宮城野親方
元・白鵬の宮城野部屋を伊勢ヶ濱部屋が“吸収”で何が起きる? 二子山部屋の元おかみ・藤田紀子さんが語る「ちゃんこ」「力士が寝る場所」の意外な変化
NEWSポストセブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
女性セブン
今年の1月に50歳を迎えた高橋由美子
《高橋由美子が“抱えられて大泥酔”した歌舞伎町の夜》元正統派アイドルがしなだれ「はしご酒場放浪11時間」介抱する男
NEWSポストセブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
STAP細胞騒動から10年
【全文公開】STAP細胞騒動の小保方晴子さん、昨年ひそかに結婚していた お相手は同い年の「最大の理解者」
女性セブン
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。  きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。 きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
NEWSポストセブン
逮捕された十枝内容疑者
《青森県七戸町で死体遺棄》愛車は「赤いチェイサー」逮捕の運送会社代表、親戚で愛人関係にある女性らと元従業員を……近隣住民が感じた「殺意」
NEWSポストセブン