少し休めば消えるしびれや痛み
歩いてしばらくするとしびれや痛みが出て、前かがみ姿勢で休むと消える。そんな症状は、「間歇跛行(かんけつはこう)」と呼ばれる脊柱管狭窄症の典型症例だ。
発症してしまう原因は?
「もともと脊柱管が狭い」など生まれつきの体質にも影響されるが、多くは加齢によって自然と脊柱管が狭くなることに起因する。ただ、狭くても神経が圧迫されなければ症状はない。また、「重い物を頻繁に持ち上げる」「負荷のかかる姿勢を続ける」など生活習慣によってもリスクは高まる。
取材・文/山本真紀
※週刊ポスト2022年1月14・21日号