「そこでキーワードになるのが冒頭でお伝えした、『感情の設定』です。言い換えると、感情の設定とは、自分が設定した目標が実現しているイメージを作って、その場面を実現できたらどんな気持ちになるのか、を実現する前に強く体験するということです」
実現する前に感情を強く体験する?
「はい。そのためには、ポイントは3つあります。まず、
1) イメージ、音声、感情、動作、の4点セットで未来記憶を作る。
自分が実現したいことを実現させたときの場面を五感を使ってイメージします。どこにいるか? どんな風景が見えるか? 誰にどんな声をかけられているのか? 自分はどんなことを話しているか? どんな気持ちか? 自分はどんな動きをしているのか?・・・・・・実現した場面を体感するように想像を膨らませてください。
重要なのは、感情を込めてイメージすること。感情の強さが記憶への定着率を高めます。さらに最強なのは、声に出すこと。やったー! ありがとうございます! とか、実現した場面であなたが発する言葉を実際、口に出して言ってみてください。ただし、まわりに人がいないところでやってくださいね(笑い)」
人がいなくても、声を出すってちょっと恥ずかしい気が・・・・・・。
「そうなんです、私がコンサルティングや講演でそう伝えても、声を出して記憶に定着させるって、皆さんやらないんですよね。おそらくちゃんとやってる人は1万人中10人いるかいないか・・・・・・。だからこそ、他の人がやらないなら自分は絶対やろう! それだけで差がつくじゃん! と私なら思います」
あと2つのポイントは?