神田川さんが食べた『活あじの刺身』(1078円)のあじは、回遊に合わせてその時期に旬の地域から取り寄せる。店内のいけすで泳ぐ魚を注文後にさばくため、鮮度は抜群。「まぐろの赤身や茶碗蒸しもお好きでした」と、『すしざんまい』の社長・木村清さん。
相手にたっぷりと愛情を注ぐ
家族3世代であじの刺身を食べた日の昼、仕事の合間に撮った一枚。「毎日電話をかけてきて、『ちゃんと食べているか?』と気にかけてくれるやさしい父でした」(可江さん)。
可江さんは現在、『神田川』本店で女将修業に励んでいる。「父はお客様が楽しく食事できるよう、常に気を配っていました。そのおもてなしの心を受け継いでいきたいです」。
※女性セブン2022年1月20・27日号