(写真/AFLO)

米バージニア州では学校でのマスク着用義務を解除。多くの人が喜んだ(写真/2月16日、AFLO)

 一方、いますぐにでも買った方がよさそうなものがある。白物・美容家電ライターの田中真紀子さんが言う。

「冷蔵庫や洗濯機、食器洗い機などはコロナ禍による部品不足や半導体不足、さらには新生活需要などで今後も在庫不足になる可能性があるので、早めに買った方がいいです」

 忘れてならないのは、病院での健康チェックだ。医療経済ジャーナリストの室井一辰さんは、こう話す。

「コロナ禍で運動不足になり、体重増加や血圧、血糖値が上がって動脈硬化が進行し、心血管疾患のリスクが増した恐れがあります。オンライン診療では血圧や血糖値が測れないので、循環器科を受診して検査を受けた方がいい。この2年、健康診断や検診のほか、通常の受診を控えた人はコロナ明けを機に医療的なチェックを受けるべきです」

 せっかく新型コロナが収束するなら、遊ぶことも早々に準備しておきたい。

 遊び予約サイト「アソビュー!」が2月3日に公開した「コロナが落ち着いたら旅行に行きたい都道府県ランキング」では、沖縄、北海道、東京がベスト3だった。

「これから暖かくなる屋久島、奄美大島、石垣島など南の島に行くのがおすすめです。いまならまだ割安で予約できます。秘境の島で南国気分を味わってはいかが」(トラベルライターのSHIORIさん)

 丸山さんが指摘する。

「新型コロナで何をがまんしたか、コロナ後に何をやりたいかを具体的に書き出して、コロナ後に達成できるようお金を貯めておきましょう」

 長いトンネルを抜けると、楽しいことが待っている。

※女性セブン2022年3月10日号

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