カエラたちの「環境にいいことをしたい」という気持ちは否定されるべきではない。しかし、こういった活動のなかには本末転倒なものもあるというから注意が必要だ。
「マイ箸を持ち歩いたとしても、自宅で合成洗剤を大量に使って洗うのなら、間伐材でつくった割り箸の方が環境に優しい場合もある。マイカップも同様に、合成洗剤を使って一日に何度も洗うようでは環境負荷が高い。再生紙を使った紙コップなど使い捨ての方がよいケースもあるのです」(環境ジャーナリスト)
SDGsを意識することは大切だが、正しい知識を持って実践したい。
※女性セブン2022年4月7・14日号