小林廣輝アナ(TBSの公式HPより)
TBSの小林廣輝アナ(28)が、4月から情報番組『Nスタ』(月〜金曜・午後3時49分~)でレギュラー復帰することが分かった。TBS局員によると、「毎週木曜日のレギュラーで、初出演は4月7日予定です。ただし、VTRのナレーションとしての出演で、現時点ではスタジオ出演するキャスターやリポーターなど顔出しの予定はない」という。
小林アナは昨年6月、テレビ朝日・斎藤ちはるアナ(25)との交際が報じられた後に6股疑惑が発覚していた。SNS上では「赤坂のドンファン」という不名誉なあだ名が付けられ、レギュラーを務めていた『Nスタ』『アッコにおまかせ』も相次いで降板となっていた。
降板後、小林アナが両番組の現場を訪れることはなく、事実上の“出禁”状態が続いていたというが、今年に入ってから小林アナがこれまで担当していた番組の上層部のもとに相次いで訪れたという。
「小林アナは“挨拶に回りたいと思って”と説明していました。元気な様子で、一連の騒動についても“誤解も多いんですが、上からも『黙っておけ』と言われているんですよ”と明るく語っていたと聞いています」(TBSのプロデューサー)
実は小林アナの「声だけの出演」は今回が初めてではない。昨年11 月、2022年元日の『ニューイヤー駅伝』の出場権をかけた予選会を報じた『東日本実業団駅伝2021~ニューイヤー駅伝への道~』で、中継所で実況をおこなっている。
小林アナは2018年にTBSに入社し、すぐに『Nスタ』『アッコにおまかせ』などの人気番組に起用されていたこともあり、期待の新人だったはずだ。今回、古巣番組からの再出発となったのも、局としては「なんとか再起を」という親心からの計らいかもしれない。
一方、制作側からは厳しい声があがっている。
「情報番組は、主婦層が視聴者の中心です。そこで女性問題が報じられた男性アナを使えば、視聴者から反感を買いかねません。スポンサーも良くは思わないでしょう。いまの『Nスタ』はメインキャスターの井上貴博アナ(37)とアシスタントキャスターのホラン千秋さん(33)コンビが人気で、視聴率も好調です。率直な話、いくら声だけの出演といっても、番組として小林アナを起用するメリットが薄い」(前出の局員)
TBSに聞くと「お答えすることはありません」(社長室広報部)との回答だった。