1日2食を実践するアナウンサーの生島ヒロシも、炭水化物は玄米や雑穀米が中心で、量も少なめを心がけている。
「玄米や五穀米、十穀米などがほとんどで、白米を食べることはほとんどない。たまに食べるおやつのパンケーキも、玄米の粉末を使ったものを選んでいます」(生島)
とはいえ、食卓を囲むのは栄養補給だけが目的ではなく、家族や友人との楽しいひとときを過ごすかけがえのない時間でもある。10代の頃から1日1食生活を続ける未唯mieさんはいう。
「もちろん、お友達とランチするときは普通に食べます。その場合は、お昼に食べれば夜になってもお腹が空かないので、その日はお昼1食にします。外食のときはみんなでシェアしたりして、できるだけいろいろな種類の食材を食べようと意識しています」(未唯mie)
やはり何事もやりすぎがよくないのは言うまでもない。
「ぼくはあえて根をつめず、“70%”を意識して取り組んでいます。次の日に朝のラジオ収録がない週末の夜は、ステイホームでハマったネットフリックスを見ながら、冷蔵庫のワッフルやアイスクリームをつまんでしまうこともあるし、妻が作る料理やおやつがおいしくて、つい食べすぎてしまうこともある。何より大切なのはストレスをかけすぎず、長く続けることだと思います」(生島)
あなたは、ここ数日に食べたものを思い出せるだろうか。朝食のトーストやお昼のラーメン、「別腹」として夕食後に口に運んだ大福──それらがすべて、私たちの体の一部となることを忘れてはいないだろうか。まずは「お腹が空くまで食べない」「食事の時間を15時間以上あける」。この2つを実践し、眠っていた長寿遺伝子を起こすときが来た。
※女性セブン2022年4月28日号