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洗顔で肌の“善玉菌”が流される… 専門家「皮膚は菌の自浄作用できれいになる」

美肌

ちょっとした意識が美肌・美髪を作る

 合成界面活性剤と同様に、シートマスクも防腐剤や水分によるダメージが懸念されるほか、乾燥、紫外線、喫煙、ストレス、疲労、睡眠不足、過度のダイエットなども、美肌菌の活動の妨げになる。

 肌と同じく、頭皮にも“美髪菌”や悪玉菌が存在する。

「肌トラブルの原因になるのは主に細菌です。その一方で、頭皮トラブルを起こすのはほとんどが真菌(カビの仲間)。頭皮の常在菌のバランスが崩れると、かゆみやフケ、ベタつき、ニオイなどにつながります」

 頭皮の菌ケアのポイントは、シャンプー選びから。西嶌さんは肌と同様に石けんシャンプーの使用をすすめる。一方、下川さんは、今後暑い時期になると増えてくる、清涼感を売りにしたものは、エタノールなどの刺激が菌を殺してしまうため、避けた方がいいとも。

「男性用シャンプーや、皮脂対策をうたっているものも同様です。また、泡立ちのいいものは、合成界面活性剤が入っている可能性が高い。私のおすすめは、界面活性剤の少ない、弱酸性のシャンプーです。また、トリートメントを頭皮に直接つけるのはNGです」

 まず、髪を濡らす前に丁寧にブラッシングして汚れを浮かせる。その後、38〜40℃程度のお湯で髪を濡らし、2〜3分かけて“予洗い”する。その後、手のひらでシャンプーを軽く泡立ててから髪にのせ、髪の毛ではなく頭皮を指の腹で優しくマッサージするように洗う。ドライヤーは温風と冷風を交互にして、温度を上げすぎないように気をつけるのがポイントだ。

「タオルで髪の毛を挟むようにして水分を拭ったら、頭皮を乾かすようなイメージでドライヤーをかけます。髪が濡れたまま放置すると雑菌が繁殖する恐れがあるため、すぐに乾かしてください」(西嶌さん・以下同)

 最近は美肌菌が配合された化粧品やシャンプーも販売されており、西嶌さんは基本的にはどれも、肌や髪をいまより美しく健康にする効果は期待できると話す。

「ですが、どんなによい菌を体に入れても、受け入れる体が健康でなければ、効果は見込めません。まずは食生活を整え、質のいい睡眠を取って運動をして、ストレスをためないことです」

 菌を取り入れながら、全身を整える。それこそが「菌トレ」の本質なのだ。

※女性セブン2022年5月12・19日号

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