摘発された「眠れる森の美女」のオーナーとスタッフは公然わいせつの「幇助」で逮捕されており、その罪は本番行為をした男女客の公然わいせつより軽いとされる。グラディアトル法律事務所の若林翔弁護士が解説する。
「経営者は証拠状況や前科などの事情にもよりますが、罰金刑や執行猶予つきの懲罰刑となる可能性があります。従業員や男女客は経営者に比して悪質性が低く、不起訴の可能性もあるでしょう」
大捕り物の割に罰則は軽い印象だが、大々的に報じられ、逮捕によって失うものは計り知れない。居合わせた客にもトラウマを植え付ける出来事となっただろう。ハプニングの代償は大きかった。
※週刊ポスト2022年5月27日号