「2年前、女の子が担当のホストのドリンクにクスリを盛って、ホストが失神し問題になったことがありました。
歌舞伎町では至極簡単に睡眠薬や合成大麻などの薬物が手に入るんです。今年2月には大量の向精神薬を診療もせず処方していた医師が覚醒剤所持で現行犯逮捕されましたが、彼のような人間は他にもゴマンといる。手に入れたクスリをビニール袋に入れて携帯するという文化もあり、危険と隣合わせだからこそ、男も女も自分の身を守るための知識は身に染みついています」(同前)
愛知の事件から、歌舞伎町の異様な実態が浮き彫りになった。
※週刊ポスト2022年6月3日号