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横澤夏子 予想外の子供の行動に動揺するも、見知らぬ女性の一言で救われた体験

横澤夏子が体験を語る

横澤夏子が2児の母として体験を語る

 子育てにおける“マナー”がしばしば話題になることがある。たとえば、公共の場で赤ちゃんが泣いてしまった場合、どうすればいいのだろうか。あるいは、幼い子供が予想外の行動で、周囲の人を戸惑わせてしまった場合、叱るべきなのか──。親にとっても正解がわからず、困惑してしまう状況だが、ときに見知らぬ人の一言が救いとなることもある。

 2児の母として、仕事に子育てに奮闘中の芸人・横澤夏子(31才)にも、感謝を伝えたい人がいるという。

「子供を連れて中華料理店に入ったときのことです。おしゃべりに夢中になったり気が散ったりと、子供がお行儀よく食べてくれないのはよくあることなのですが、その日は久しぶりの外食ということもあり、周りに迷惑をかけていないか、ハラハラしていたんです」

 横澤の隣のテーブルでは、60代くらいの女性がひとりで食事をしていたが、彼女たち親子の様子をにこやかに見守ってくれていたという。すると、横澤の子供は、この女性が気になったようで──。

「子供がその奥さまの顔を、ただただじーっと見つめ始めたんです。“すみません”と謝りながら、子供には“そっちを向かないで”とか、“静かにして”と窘めるんですけど、全然聞いてくれなくて……。もう内心、えーんえーんと泣いていましたね」

 すると、先に食事を終えた女性が席を立った。

「そのとき、奥さまが“元気をもらったわ。ありがとう”と言って店を去って行ったんです。もうブワーッと感動してしまいました。子供が生まれてからは、絶対に周囲に迷惑をかけちゃいけないと思いながら、気を張り詰めて過ごしてきたので、“私たちから元気をもらっている人がいたんだ!”って、救われました」

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