女性としてチヤホヤされたい欲求を満たす
結婚10年目を迎えた神奈川県在住の主婦・明奈さん(40才・仮名)は、3年前から『ティンダー』で知り合った男性たちと不倫の関係を続けている。明奈さんには9才の息子がいるが、男性たちと会うのは、息子が塾や習い事に行っている間の時間だという。
「プロフィールには、気合を入れて撮影した私の顔写真、全身写真を何カットも載せました。そうしたら、来るわ来るわ、通知の嵐(笑い)。夫にはもう相手にされない私でも、まだモテるんだと優越感が味わえますね。
私が男性を選ぶときに重視しているのは肩書。IT関連会社の役員、外資系企業の社員など。まあ、アプリで女性を探しているくらいだから、顔も性格もイマイチな人が多いのですが、おいしいものをごちそうしてもらえるし、容姿をほめてもらえるし、女として生き返るんですよね。何人かとは体の関係を持つこともありましたが、そうなるとすぐ、相手と連絡が取れなくなるので、最近はあまりしていません」
彼女の目的は、「女性として扱われること」。社会的地位がある年上の男性から口説かれると、女としての格が上がったみたいでゾクゾクするのだという。
取材・文/前川亜紀
※女性セブン2022年6月16日号