住まい・不動産

台所、風呂、寝室…「共用廊下側に窓がある」物件のメリット・デメリット

台所の窓が「共用廊下側」だと何が気になる?(イメージ)

台所の窓が「共用廊下側」だと何が気になる?(イメージ)

 物件選びの決め手は人それぞれだろうが、部屋の間取りもそのひとつ。なかでも、「窓の位置」は、採光や風通し、開放感といった日々の住み心地に直結するだけに、内見時のチェックポイントにしている人もいるのではないだろうか。マンション・アパートでは、窓が共用廊下側に面している物件もあるが、そこにはどんなメリット・デメリットがあるのか。実際に、共用廊下に面した台所や風呂、寝室がある物件に住んだことがある人に、話を聞いた。

電気がついていると居留守が使いづらい?

 IT企業に勤務する20代男性・Aさんは、廊下側に台所がある物件に住んだことがある。

「築年数が古い物件だったので、部屋の広さのわりに家賃が安かったし、料理が好きなのでキッチンスペースが広いことが気に入りました。流しとガスコンロの前に立つと、ちょうど目の前に窓があって、開けると共用廊下が見えるというつくり。調理時の換気にもいいと思いました」(Aさん)

 実際に住んでみると、風通しはよく、換気にもメリットを感じたという。

「ベランダ側にも窓があるので、風通しはバッチリ。料理をしていても、換気扇と窓で二重に換気できて、においがこもりにくいのは大きなメリットだと思います」(Aさん)

 ただ廊下側に窓がある台所だと、住人が在宅か留守かわかりやすいという点は、ちょっと気になったようだ。

「居留守を使いにくい点が難点ですね(笑)。一応すりガラスにはなっているんですが、明かりや人影で、部屋のなかにいるかどうかがバレてしまう。営業や勧誘がやってくることもあって、イヤでした」(Aさん)

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