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泉ピン子さん“賞状やトロフィー”を続々処分「橋田壽賀子さんにも生前に伝えました」

泉ピン子さんは「思い出の品」をどう処分しているのか?

泉ピン子さんは「思い出の品」をどう処分しているのか?

 終活の一環として始めたい、身の回りの整理。愛着あるモノの処分は後ろ髪が引かれるものだが、後回しにはできない。消費生活アドバイザーの丸山晴美氏はこう言う。

「“もったいない”から捨てられない気持ちは分かります。一気に捨てるのではなく、今の生活から遠いモノを見つけて処分するといいでしょう」

 丸山氏が「捨てないことで問題が生じることがある」と指摘するのは、意外にも大きい鍋。

「1人か2人の高齢者世帯ではそもそも大きい鍋で料理することはありませんし、逆に落とした時に骨折のリスクがある。そうした事故が非常に多い印象です」(丸山氏)

 また、健康のことを考えて捨てるべきなのが、家にある古い薬だという。実家片づけ整理協会代表の渡部亜矢氏が言う。

「飲み残しの処方薬をとっておくケースがよくあります。間違って飲んでしまうリスクを避けるために、今飲んでいる薬以外は捨てましょう。開封して乾いた湿布、目薬などもいったん処分するのがいいでしょう」

 手紙もまた、捨てられないモノのひとつだろう。

「銀行からの通知など重要に見える封筒でも、大抵は1年以上が過ぎればいらなくなります。封筒がたくさんあるままだと本当に大事な書類を見逃すことになってしまう。昔の大事な手紙も、死後、妻や子供に見られて困る類のものは処分すべきでしょう」(渡部氏)

 また、自動車も税金や駐車場代、ガソリン代などの維持費の面から手放すメリットが大きい場合がある。

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