家計

円安で「iPhone 14」の価格高騰必至 今から思い悩むiPhoneユーザーたちの選択肢

MacBookシリーズの値上げが発表されたことで、次期iPhoneの価格に戦々恐々とする人も(Getty Images)

MacBookシリーズの値上げが発表されたことで、次期iPhoneの価格に戦々恐々とする人も(Getty Images)

 価格高騰の波は、次期iPhoneの「iPhone14(仮称)」にも及びそうだ。毎年恒例のAppleによる開発者向けイベント「WWDC22」が6月7日に開催され、新型MacBook AirとMacBook Proが発表されたが、これまでのものと比べて日本での販売価格が大幅に値上げされている。新価格は急速に進む円安相場を反映した形で、そうなると9月にも発売が噂されているiPhone 14の販売価格も、これまでのものより高騰する可能性が高まっていると言えるだろう。そうした中、買い替えを検討しているiPhoneユーザーから嘆きの声が上がっている。iPhone 14発売を前にどう選択すべきか、今から思い悩んでいるiPhoneユーザーの声を集めた。

今のうちにiPhone 13を買うべきか…

「5年前ほどに買ったiPhone 8がもう限界なので、iPhone 14が発売されたら買い替えようと思っていたのに……。値上げされても買うべきか、それとも見送るべきか迷っています」

 そう話すのは、メーカーに勤める30代男性・Aさんだ。今年3月に発売されたiPhone SE(第3世代)が第2世代から大幅に値上がりしていたので、「嫌な予感はしていた」とこぼす。

「iPhone SE(第3世代)が約8000円値上げされ、コスパの良さが薄れてしまいました。性能は良くても、デザインも画面もほぼiPhone 8のままなので、それならiPhone 11あたりを中古で買った方がいいのではないかとも考えました。でも、せっかくお金を出すなら新しいiPhoneを買った方が長く使えると思い、iPhone 14を待つことにしたんです」(Aさん)

 だが、次期iPhoneは約2万~3万円値上げされるという見方もあることから、Aさんは新型iPhoneが発売されるのを待たずに、iPhone 13を購入する選択肢も視野に入れている。

「iPhone 14発売に合わせて、現行モデルまで値上げされそうで怖いんです。新モデルが出れば、旧モデルが安くなるのが慣例ですが、円安が進んでいるので、値下げどころか値上げの可能性もあるかもしれない。そう考えると、まだ円安進行が反映されていないiPhone 13を値上げ前に買った方が安心かなあと……。もし、買い替えに焦っていなければ、来年秋のiPhone 15(名称は予想)まで待つかもしれませんが、もう私のiPhone 8では、年どころか今夏を越せるかどうか、といった状態なので……」(Aさん)

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