コラム

たった一か所“ワクワクする空間”を作るだけで整理収納がスムーズに!プロが教える片付けテク

たった一か所“ワクワクする空間”を作るだけで整理収納がスムーズに!プロが教える片付けテク

片付けをしようとは思っていても、なかなか手につかない…。そんな悩みを解決するカギを、幸せ住空間セラピスト・家事効率化支援アドバイザーの古堅純子さんに聞いてみました。20年以上にわたり片付けに悩む家庭の現場を見てきたプロのアドバイスとは?

* * *

◆「見るたびにうれしくなる場所」を作る片付け法

大規模に物や家具を移動させたり、捨てたりしなければいけないという気持ちから片付けが億劫になって、なかなか手をつけられない。そんな人におすすめしたい方法が、「見るたびにうれしくなる場所」を作ることです。

たったひとつの場所で片付けが進む理由

家の中に一か所でいいので、ワクワクする空間を作ってみましょう。例えば、家族の写真や子どもが作った作品、海外旅行のお土産など、ほこりまみれのまま置いてありませんか? そういった思い入れのある物を、ほこりをしっかり取って棚に整頓して陳列します。つまり、大好きなモノだけを並べた飾り棚を作るんです。それが、ワクワクする空間です。

見たら微笑ましくなるような物たちが並んでいる場所があるとうれしいですし、日々の幸せにつながります。それがきっかけになって、「じゃあ、あっちも片付けよう」「こっちも整えよう」と意欲が生まれ、だんだんと片付けが進んでいくというのがこの方法のポイントです。
どこに作ればよい?

見るたびにうれしくなる空間を作るのは、リビングやダイニングなど、できれば家の目立つ場所をおすすめします。大切なものがきれいに陳列されているのが目に入るだけで、気持ちが前向きになりますし、きれいな状態をキープしようという意欲が生まれるからです。

◆見たらワクワクする、飾る空間の作り方

それではどのように、ワクワクするような、見るたびにうれしくなる場所を作るべきか。その一例をお話します。

たくさんある、ほこりをかぶっている物を見直してみる

こだわりのコーヒーカップをたくさん持っているのに、いつも使うのは同じマグカップ。そういった家は、好きだからと集めすぎて棚の中がいっぱいになってしまい、せっかくいろいろなコーヒーカップがあっても、すぐに取り出せない状態になっています。なので、いつもの場所にある、使いやすいカップしか手に取らなくなるのです。

それならば、まずは食器棚を見直して、きれいにしてみましょう。まず棚の中のカップをすべて取り出し、ひとつひとつ丁寧に磨きます。棚も拭き上げ、ガラス戸もピカピカに磨き上げれば、見違えるでしょう。

さらに選りすぐりのカップを、絵柄が見えるようにカップとソーサーのセットにして並べます。カップは積み重ねるのではなく、アクリル仕切り棚(コの字ラック)を使ってなるべくたくさん並べられるようにしましょう。すると、まるで喫茶店のような空間ができます。

お気に入りのカップをながめながらくつろぐ場所が家の中にあるなんて、考えてみるだけでワクワクしませんか?

夫の物も説得して片付けられる

また、家族の物を片付けたいと思っているけれど、自分の物ではないから手がつけにくい、という人もいるでしょう。中でも、放置された夫の物をどうにかしたいのに本人が首を縦に振ってくれない、というお悩みをよく聞きます。

夫が片付けを嫌がるのは、捨てられると思うからです。そこで、捨てるのではなく、今ある物をうまく使ってワクワクする空間を作ればいいのです。

ほこりをかぶってしまったトロフィーや収集品などを磨いて、先ほどのようにピカピカにした棚に並べてみましょう。さらに照明をあてるなど工夫をすると、夫のこだわりやプライドがライトアップされて、見るたびにうれしくなる場所にたちまち生まれ変わります。

うれしくなる場所を保ち続けるコツ

せっかく片付けて作った空間はキープしたいものですよね。キープの秘訣は、「飾る」と「置く」を意識して分けることです。そこで、飾り棚は「飾る」ことだけを絶対に死守しましょう。物を置く棚は別に作って、生活で使う物はそこに置くこと。

棚の目的を明確にして、見える棚は飾る場所。見えない棚は置く場所など、しっかりと分けるだけで自然と部屋はスッキリと片付くので、棚の使い方を見直してみてください。

◆教えてくれたのは:幸せ住空間セラピスト・古堅純子さん

幸せ住空間セラピスト、家事効率化支援アドバイザー。整理収納アドバイザー1級、整理収納アドバイザー2級認定講師、企業内整理収納マネージャーの資格を所持。1998年、老舗の整理収納サービス会社に入社。20年以上現場第一主義を貫き、クライアントのもとへ通う。5000軒以上の家でサービスを重ね、古堅式メソッドを確立。オンラインを含むコンサルティングやメディア出演や講演も行う。著書は累計60万部で、最新著は『「シニアのための なぜかワクワクする片づけの新常識』(朝日新聞出版)。YouTubeチャンネル「週末ビフォーアフター」は、1000万回再生を突破。チャンネル登録者数9万1000人(2022年4月現在)。https://s-d-m.jp/talents/jyunko-furukata/

構成/イワイユウ

●服が片付けられない原因はたんす?片付けのプロが提案する“たんす文化”の卒業とは?

●「趣味優先で家事をしない夫」に妻が頼み事をする秘訣、2つのルールとは?

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