国内

安倍元首相の地元で「昭恵夫人出馬」待望論「安倍さんの政治を引き継いでくれる人に」

安倍晋三氏の選挙事務所(写真/時事通信フォト)

山口県下関市にある、安倍元首相の事務所へ弔問に訪れる支援者(写真/時事通信フォト)

 安倍晋三・元首相が亡くなった衝撃は、週が明けても収まる気配がない。“弔い合戦”となった参院選で圧勝した岸田文雄・首相は、一夜明けた7月11日の記者会見で「(安倍氏の)思いを受け継ぐ」と改めて表明した。

 目下、自民党にとって喫緊の課題は、安倍氏の地盤を誰が受け継ぐか、という問題だ。衆議院山口4区の補欠選挙は、「1票の格差」訴訟の最高裁判決次第ではあるが、早ければ10月にも行なわれる予定で、「候補者選びを急がなければならない」(自民党関係者)という。

 悲しみに暮れる地元・山口でも、後継に関する議論を避けては通れない。安倍氏の後援会関係者はこう話す。

「安倍さんと昭恵夫人には子供がおらず、これまでも誰が安倍さんの地盤を継ぐのかたびたび問題にされてきましたが、結論が先送りされてきました。

 弟の岸信夫・防衛相の長男で防衛大臣秘書官を務める信千世さんを安倍家の養子に迎え、山口4区を継がせるという話も出たことがありますが、岸さんの体調問題もあり、信千世さんは次の衆院選で岸さんの地盤・山口2区を継ぐ可能性が高い。そうなると一体誰が山口4区を守ってくれるのか……。我々は頭を抱えています」

 そんな中、にわかに地元で広がっているのが「昭恵夫人出馬」待望論である。ある地元関係者はこう話す。

関連キーワード

関連記事

トピックス

NBAレイカーズの試合観戦に訪れた大谷翔平と真美子さん(AFP=時事)
《真美子夫人との誕生日デートが話題》大谷翔平が夫婦まるごと高い好感度を維持できるワケ「腕時計は8万円SEIKO」「誕生日プレゼントは実用性重視」  
NEWSポストセブン
被害者の村上隆一さんの自宅。死因は失血死だった
《売春させ、売り上げが落ちると制裁》宮城・柴田町男性殺害 被害者の長男の妻を頂点とした“売春・美人局グループ”の壮絶手口
NEWSポストセブン
元夫の親友と授かり再婚をした古閑美保(時事通信フォト)
女子ゴルフ・古閑美保が“元夫の親友”と授かり再婚 過去の路上ハグで“略奪愛”疑惑浮上するもきっぱり否定、けじめをつけた上で交際に発展
女性セブン
突然の「非常戒厳」は、国際社会にも衝撃を与えた
韓国・尹錫悦大統領の戒厳令は妻を守るためだったのか「占い師の囁きで大統領府移転を指示」「株価操作」「高級バッグ授受」…噴出する数々の疑惑
女性セブン
12月9日に亡くなった小倉智昭さん
小倉智昭さん、新たながんが見つかる度に口にしていた“初期対応”への後悔 「どうして膀胱を全部取るという選択をしなかったのか…」
女性セブン
六代目山口組の司忍組長。今年刊行された「山口組新報」では82歳の誕生日を祝う記事が掲載されていた
《山口組の「事始め式」》定番のカラオケで歌う曲は…平成最大の“ラブソング”を熱唱、昭和歌謡ばかりじゃないヤクザの「気になるセットリスト」
NEWSポストセブン
激痩せが心配されている高橋真麻(ブログより)
《元フジアナ・高橋真麻》「骨と皮だけ…」相次ぐ“激やせ報道”に所属事務所社長が回答「スーパー元気です」
NEWSポストセブン
無罪判決に涙を流した須藤早貴被告
《紀州のドン・ファン元妻に涙の無罪判決》「真摯に裁判を受けている感じがした」“米津玄師似”の男性裁判員が語った須藤早貴被告の印象 過去公判では被告を「質問攻め」
NEWSポストセブン
トンボをはじめとした生物分野への興味関心が強いそうだ(2023年9月、東京・港区。撮影/JMPA)
《倍率3倍を勝ち抜いた》悠仁さま「合格」の背景に“筑波チーム” 推薦書類を作成した校長も筑波大出身、筑附高に大学教員が続々
NEWSポストセブン
12月6日に急逝した中山美穂さん
《追悼》中山美穂さん、芸能界きっての酒豪だった 妹・中山忍と通っていた焼肉店店主は「健康に気を使われていて、野菜もまんべんなく召し上がっていた」
女性セブン
結婚披露宴での板野友美とヤクルト高橋奎二選手
板野友美&ヤクルト高橋奎二夫妻の結婚披露宴 村上宗隆選手や松本まりかなど豪華メンバーが大勢出席するも、AKB48“神7”は前田敦子のみ出席で再集結ならず
女性セブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
【入浴中の不慮の事故、沈黙守るワイルド恋人】中山美穂さん、最後の交際相手は「9歳年下」「大好きな音楽活動でわかりあえる」一緒に立つはずだったビルボード
NEWSポストセブン