「(アルコール)中毒って認めたくない」
調停で才賀はあびるの酒癖と“虐待”や“ネグレクト(育児放棄)”が疑われる問題行動の数々を主張。動画や画像、LINEのやりとりなどを証拠として提出した。
「結婚当初から、あびるさんは昼夜問わず酒を飲み、深夜から明け方まで友人たちと飲み歩くことも珍しくありませんでした。問題はAちゃんが生まれた後も、生活態度が改まらなかったこと。才賀さんの不在時に、自宅にAちゃんを置き去りにしたまま何時間も飲みに出かけたり、深夜にカラオケバーに連れ出して、たばこの煙が充満する部屋のソファで寝かせていたこともあったのです」(別の才賀の友人)
『女性セブン』が入手した写真や動画には、あびるが泥酔して路上でひっくり返る姿や、深夜3時にカラオケ店にいるAちゃんの姿が映し出されている。真夜中や朝方に帰宅して、寝ているAちゃんを無理やり叩き起こしたことも一度や二度ではなかったという。2018年10月、深夜3時に自宅で才賀の友人によって撮影された連続写真には、あびるがAちゃんの腕をつかんで振り回す衝撃的な姿が。
「ぐっすり寝ていたAちゃんが両腕を引っ張られながら『いやだ!』『やめて!』と泣き叫んだため、危険を察知した周囲の人が止めに入ったのです。寝室で寝ていた才賀さんは、後からこのことを知って青ざめたといいます」(前出・才賀の友人)
Aちゃんにとってはトラウマになりかねない恐怖体験だった。
「あびるさんは、才賀さんがAちゃんを“洗脳”していると主張しますが、Aちゃんは、才賀さんの知らないところで受けた仕打ちで心に傷を負っていたのです。Aちゃんが拒絶するのも無理はなく、引き渡さないのではなく“引き渡せない”のが実情です」(前出・才賀の友人)
実は、2017年の夏頃にあびると才賀は“アルコール依存症”について真剣に話し合っている。夫婦間で交わされた会話は次のようなやりとりだった。
才賀「いま優が初めて俺に言ってくれたやん。私、アルコール中毒で悩んでるって」
あびる「ずっと悩んでたし、ずっと治療してたし」
才賀「子育てのためには、絶対治した方がいい。それはわかってるやろ、自分も」
あびる「中毒って認めたくないのは、そういう中毒者みたいな(イメージが)……」