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函館市長選出馬の大泉洋の兄 GLAYライブ誘致を手掛け、地元では有名人

「函館の陰の支配者」という声も(時事通信フォト)

「函館の陰の支配者」という声も(時事通信フォト)

 大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)は、物語前半の最大の立役者、大泉洋(49才)演じる源頼朝がついに亡くなり、新たな局面を迎えた。

「大泉さんが地元・北海道のローカル局のドラマで俳優デビューしてから27年。彼の頼朝役は圧巻でした。『鎌倉殿〜』を“退場”しても仕事は忙しいそうですが、大泉さんの地元愛は強く、7月中旬に撮影の合間を縫って、札幌の実家に久々に帰省したそうですよ」(テレビ局関係者)

 大泉といえば、兄の潤氏(56才)が来春の函館市長選に立候補を表明したことが大きく報じられたばかりだ。出馬のニュースとともに、潤氏の写真が公開されるや否や、「さすが兄弟、顔がうりふたつ」「髪の質も一緒」「声までそっくり!」と全国的に大きな話題を呼んだ。

 函館市役所に長く勤務してきた潤氏は、市長選出馬に向け、7月末で退職する。報道陣の取材に対して、「出馬について洋には伝えている。家族思いの最高の弟です」と話すなど、事前に大泉に相談していたことも明かした。そんな潤氏の評判はどのようなものなのか。

 潤氏は北海道有数の進学校として知られる札幌北高校を卒業後、早稲田大学に進学。東京で学生生活を送った後に北海道に戻り、函館市役所に就職した。

「出身地の札幌じゃなく、なぜ、函館かって? 気づいたときには、札幌市役所の試験は終わっていたらしいんですよ(笑い)。函館には、私が赴任していたことがあったので、潤にとっても縁があり、好きな街だったんでしょうね」(父の恒彦さん)

 潤氏が「大泉洋の兄」であることは函館では有名な話とはいえ、市長選において大泉が直接かかわることはない。潤氏は大泉の力を借りなくとも、充分に地元民から愛される存在だという。

「潤さんは2011年、現職の工藤壽樹市長(72才)の市長初当選のタイミングで秘書課長を務めました。2017年にはその手腕を買われ、重要ポストとされる観光部長に抜擢されたという経歴の持ち主です。メンバーが函館出身のバンド『GLAY』が、2013年に函館で5万人規模のライブを成功させていますが、そのライブ誘致は潤さんの功績ともいわれているぐらいです」(函館市役所関係者)

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