芸能

【5時間独占告白】TKO木本武宏が明かす巨額投資トラブル全真相「世間にバレるのが怖かった」全ての始まりは「2017年のビットコイン購入」【全4回の1回】

インタビューに応じ、5時間以上にわたって真相を明かした木本

インタビューに応じ、5時間以上にわたって真相を明かした木本

 連日、報道され続けているお笑い芸人TKOの木本武宏(51)の“金銭トラブル”。後輩芸人を巻き込み、被害総額は約7億円とも報じられているが、多くの疑問点も残ったままだ。近日中に自分の口で全てを説明すると表明していた木本が、女性セブンのインタビューに応じ、5時間以上にわたって騒動の真相を初めて明かした。【全4回の第1回】

 * * *
「正直言って、いまは先々のことを考える余裕がなく、目の前のことに対応するのが精一杯です。ありがたいことに、毎日のように電話やLINEで皆さんから励ましの言葉をかけていただいて、なんとか正気を保つことができていますが、『生きろよ』とか『自殺すんなよ』という文面を見ると、改めて自分の置かれた立場を思い知るといいますか……」

 芸歴30年のベテラン芸人が見るからに憔悴しきっていた。

 7月下旬、取材場所に現れた木本は明らかにやつれて、以前は体型にフィットしていたという黒いスーツがブカブカに浮かんで見えた。

「体重は10キロ以上落ちました。食事は喉を通らず、食べてもすぐに戻してしまうんです。眠れないのも辛いですけど、今はそんなこと言ってる場合じゃないですから」

 険しい顔つきでそう言うと、木本はペットボトルの水を口にして呼吸を整えた。

 木本が長年所属した「松竹芸能」を退所したのは7月23日。テレビ番組のレギュラーを次々に降板する原因となった“巨額投資トラブル”にはいまだ多くの疑問点が残され、松竹も苛立ちを隠せずにいる。同社が発表した声明は次のような内容だ。

〈7月初旬に個人的な投資活動に関しトラブルが発生しているのではないかという情報が弊社に届いた為、本人への事情聴取を重ねてまいりました。結果、一部の情報は得られたものの、全容の把握には至りませんでした。

 また、事情聴取と並行し、弊社も独自で情報収集を行ってきましたが、具体的にどういったトラブルが起きているのか、本人がご迷惑をお掛けしている側なのか、被害を受けている側なのか等の全容の把握には未だ至っておりません(中略)。現在も事実確認中の状況ではございますが、一連の報道が過熱する事を受け、本人より退所の希望がございました為、本日をもって本人との契約を終了する事になりました〉

 木本は「まず、最初にこれだけは言わせてください」と堰を切ったように話し始めた。

「この度は、関係者の皆様にご迷惑をかけ、ファンの方々にご心配をかけてしまったことを心苦しく思っています。本来なら、すぐにでも会見を開いて説明すべきところですが、新型コロナの感染拡大が収束せず、また、事務所を辞めたばかりで手伝ってくれる人たちを確保することも難しい状況が続いています」

 一方で、女性セブンの取材を受けた理由をこう説明した。

関連記事

トピックス

NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
カラオケ大会を開催した中条きよし・維新参院議員
中条きよし・維新参院議員 芸能活動引退のはずが「カラオケ大会」で“おひねり営業”の現場
NEWSポストセブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
襲撃翌日には、大分で参院補選の応援演説に立った(時事通信フォト)
「犯人は黙秘」「動機は不明」の岸田首相襲撃テロから1年 各県警に「専門部署」新設、警備強化で「選挙演説のスキ」は埋められるのか
NEWSポストセブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン