スポーツ

原巨人 CS進出の可能性が残るも、SNSでは「最下位の方がいい」の声

名将の胸中やいかに(時事通信フォト)

試合中も厳しい表情が目立つ原監督(時事通信フォト)

 2位のDeNAが快進撃でセ・リーグを盛り上げている。8月に入り16勝3敗(8月25日終了時点、以下同)。攻守ががっちりかみ合い、首位・ヤクルトを猛追している。

 DeNAが3位・阪神以下に6ゲーム差をつけている状況を考えると、残り4球団はCS進出圏内の3位を目指すのが現実的な目標になるだろう。ただ、借金6と低迷する巨人はファンの反応が気になる。SNS上のコメントを見ると、〈監督、コーチを刷新してチームを作り直してほしい。中途半端に3位になって原政権が続くなら最下位の方がいい〉〈若い選手は台頭しているけど、首脳陣のメチャクチャな起用法を考えると最下位になることを望みます〉など原辰徳監督ら首脳陣への辛らつなコメントが目立つ。

 巨人番記者は懸念を口にする。

「巨人という伝統ある球団である以上、ファンの意見が手厳しくなるのは仕方ないでしょう。これだけのメンバーをそろえてCS進出で満足するチームではないですからね。負けが込んできているので仕方ないのかもしれませんが、ベンチの雰囲気も重い。原監督がベンチでイライラしてコーチ陣も気を遣っているように感じられる。個々の選手の能力が高くてもチームがバラバラでは勝てません」

 リーグ3連覇を狙った昨季は夏場に歴史的大失速でV逸。今季も救援陣が崩壊状態で、優勝争いに絡むことすらできない。巨人OBからもブログなどを通じて原監督の采配に疑問の声が上がるようになってきた。スポーツ紙デスクはこう話す。

「チームは危機的状況です。巨人低迷の一因は救援陣の起用法が大きい。原監督は劣勢の展開でも勝ちパターンの投手をつぎ込む。これでは救援陣が疲弊して本来のパフォーマンスを発揮しづらい。ヤクルト・高津臣吾監督、DeNA・三浦大輔監督が救援陣の疲労を考えながら起用法に細心の注意を払っているのとは対照的です」

関連キーワード

関連記事

トピックス

NBAレイカーズの試合観戦に訪れた大谷翔平と真美子さん(AFP=時事)
《真美子夫人との誕生日デートが話題》大谷翔平が夫婦まるごと高い好感度を維持できるワケ「腕時計は8万円SEIKO」「誕生日プレゼントは実用性重視」  
NEWSポストセブン
被害者の村上隆一さんの自宅。死因は失血死だった
《売春させ、売り上げが落ちると制裁》宮城・柴田町男性殺害 被害者の長男の妻を頂点とした“売春・美人局グループ”の壮絶手口
NEWSポストセブン
元夫の親友と授かり再婚をした古閑美保(時事通信フォト)
女子ゴルフ・古閑美保が“元夫の親友”と授かり再婚 過去の路上ハグで“略奪愛”疑惑浮上するもきっぱり否定、けじめをつけた上で交際に発展
女性セブン
突然の「非常戒厳」は、国際社会にも衝撃を与えた
韓国・尹錫悦大統領の戒厳令は妻を守るためだったのか「占い師の囁きで大統領府移転を指示」「株価操作」「高級バッグ授受」…噴出する数々の疑惑
女性セブン
12月9日に亡くなった小倉智昭さん
小倉智昭さん、新たながんが見つかる度に口にしていた“初期対応”への後悔 「どうして膀胱を全部取るという選択をしなかったのか…」
女性セブン
六代目山口組の司忍組長。今年刊行された「山口組新報」では82歳の誕生日を祝う記事が掲載されていた
《山口組の「事始め式」》定番のカラオケで歌う曲は…平成最大の“ラブソング”を熱唱、昭和歌謡ばかりじゃないヤクザの「気になるセットリスト」
NEWSポストセブン
激痩せが心配されている高橋真麻(ブログより)
《元フジアナ・高橋真麻》「骨と皮だけ…」相次ぐ“激やせ報道”に所属事務所社長が回答「スーパー元気です」
NEWSポストセブン
無罪判決に涙を流した須藤早貴被告
《紀州のドン・ファン元妻に涙の無罪判決》「真摯に裁判を受けている感じがした」“米津玄師似”の男性裁判員が語った須藤早貴被告の印象 過去公判では被告を「質問攻め」
NEWSポストセブン
トンボをはじめとした生物分野への興味関心が強いそうだ(2023年9月、東京・港区。撮影/JMPA)
《倍率3倍を勝ち抜いた》悠仁さま「合格」の背景に“筑波チーム” 推薦書類を作成した校長も筑波大出身、筑附高に大学教員が続々
NEWSポストセブン
12月6日に急逝した中山美穂さん
《追悼》中山美穂さん、芸能界きっての酒豪だった 妹・中山忍と通っていた焼肉店店主は「健康に気を使われていて、野菜もまんべんなく召し上がっていた」
女性セブン
結婚披露宴での板野友美とヤクルト高橋奎二選手
板野友美&ヤクルト高橋奎二夫妻の結婚披露宴 村上宗隆選手や松本まりかなど豪華メンバーが大勢出席するも、AKB48“神7”は前田敦子のみ出席で再集結ならず
女性セブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
【入浴中の不慮の事故、沈黙守るワイルド恋人】中山美穂さん、最後の交際相手は「9歳年下」「大好きな音楽活動でわかりあえる」一緒に立つはずだったビルボード
NEWSポストセブン