大学で知り合ってからいまでも食事に行く仲だという(共同通信社)

名取裕子さんとは「大学で知り合ってからいまでも食事に行く仲です」(山田美保子さん)写真/共同通信社

 そして、プライベートで、もっとも波乱に満ちているかたといえば、松居一代サンです。私が駆け出しの放送作家として師匠と共に担当していた『11PM』(読売テレビ・日本テレビ系)で、私がかかわるより7年も早くカバーガールとしてMCの藤本義一さん(享年79)と並んでおられた松居サン。

 船越英一郎サン(62)と結婚される前あたりからずっとマスコミに注目され続けてきた松居サンですが、その前のアパレルメーカー社長との結婚、離婚あたりから、「元祖ウオッチャー」だったと自信をもって言うことができます。放送作家として松居サンの再現ドラマの原稿を何度書いたことでしょうか。いちばん書いたのは、そのアパレルメーカー社長の浮気現場のホテルに乗り込んだときの話。気持ちを落ち着かせるために廊下にあった製氷機の氷を1つ口に含んでから密会部屋のドアのチャイムを鳴らした部分は、代わって再現女優がやれそうです。

 船越サンと結婚される前、大手ゼネコン相手に松居サンが闘った際も、担当していた『ルックルックこんにちは』(日本テレビ系)でどれだけお世話になったことか。そんな“思い入れ”があるため、あの「松居劇場」騒動のとき、私は「元祖・チーム松居」と呼ばれていたものです。

 同い年だから、プライベートや仕事でのつながりがこんなにあるのか。それとも、私の性分がこんなに濃い皆さんと引き合ってしまうのか。それはどちらかわかりませんけれど、和田秀樹さん(62)の「70歳」「80歳」シリーズや、佐藤愛子先生(98)の『九十歳。何がめでたい』や『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』を読ませていただくと、65才なんて、まだまだ、ひよっこ。実は、いつも『ドデスカ!』(メ〜テレ)のエンタメコーナーでお世話になっている「gooランキング」さんの「『65歳』と知って驚く女性有名人ランキング」で、前述の中井貴惠サンや重田千穂子サン、綾戸智恵サンらと「同率17位」に輝いた山田美保子。

 同い年の皆さんのいろいろな意味での“ご活躍”を糧に、さらにがんばる決意をいたしました。引き続き、よろしくお願い申し上げます!

構成/山田美保子
『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などを手がける放送作家。コメンテーターとして『ドデスカ!』(メ〜テレ)、『アップ!』(同)、『1周回って知らない話』(日本テレビ系)、『サンデージャポン』(TBS系)に出演中。CM各賞の審査員も務める。

※女性セブン2022年9月29日・10月6日号

かたせ梨乃

かたせ梨乃

秋野暢子(時事通信フォト)

秋野暢子(時事通信フォト)

増田恵子

増田惠子

絵本の魅力を伝えるため、公演を行っている(共同通信社)

絵本の魅力を伝えるため、公演を行っている中井貴恵(共同通信社)

高橋留美子さん(共同通信社)

高橋留美子さん(共同通信社)

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