本格復帰した唐田えりか(Imaginechina/時事通信フォト)
「不倫によるイメージ悪化で、地上波のドラマなどにはなかなか起用しにくい状態になったのは間違いないです。しかし、映画や配信ドラマであれば、あまりイメージを気にする必要もないし、何なら“話題性”という部分を狙って唐田さんにオファーする関係者もいるでしょう。唐田さんは熱心にドラマや映画をチェックしている人であれば知られた存在でしたが、世間一般的には不倫騒動で知名度を上げたという現実があります。演技力に定評があったとはいえ、何もないままキャリアを積んでいても、ライバルに蹴落とされていた可能性だってあるわけです。そういう意味では、良くも悪くも騒動によって知名度を上げたのは事実であり、もはや割り切ってこの状況を利用するしかないですね」(映画関係者・以下同)
過去には、恋愛系のスキャンダルをきっかけに、独自のキャラクターを築いていった俳優も少なくない。
「不倫報道がきっかけとなり“魔性の女”キャラを確立した女優さんもいますし、恋多き私生活そのままに恋愛系の作品に数多く出演する俳優さんもいます。役者さんがスキャンダルを糧にするケースはまったく珍しくないんですよね。もちろん、不倫となると傷ついている人がいるので、なかなか批判の声もありますが、正直唐田さんが不倫する役を演じるのを見てみたいし、逆に不倫される妻を演じるのも面白い。もうちょっと時間が経って、世間が不倫騒動のことをある程度忘れれば、そういった役が回ってくるかもしれないですね」
来年配信のNetflixドラマ『極悪女王』では、女子プロレスラー・長与千種役を演じている唐田。長い潜伏期間を経て、その活躍の幅は広がっていくこととなりそうだ。