博仁容疑者によると、離婚後に職も失い、無資格でできる仕事として占いを始めたという。求人情報誌で占いの助手を募集したところ多数の応募が寄せられたそうで、「面接の際に呪文を心の中で唱えると、複数の女性が私に好意を持つようになった」と、にわかに信じがたい話をしていた。
また、「女性の心を掴むために、(呪文の前に)女性が怖がるようなことを言ったりしました」と、占いや面接と称して女性たちに心理的圧迫を与えていることを示唆するような発言もあった。
インタビューを実施した当時、博仁容疑者は一軒家で11人の女性と暮らし、金銭面から家事まで全て“妻”たちに依存していた。ひとりあたりの“供出金”は月8万円で、女性たちは日中それぞれ仕事をしていた。
「女性たちは、昼間はそれぞれの仕事を持っていて、無職の私を養ってくれています。夜道は危ないので、女性たちには夕方5時以降の仕事はさせません。夜の7時に全員で揃って夕食をとるのが毎日の習慣です」
こう語った博仁容疑者は、“夫婦”の営みについても赤裸々に明かしていた。