渋谷容疑者と妻・元妻の関係(『週刊ポスト』2006年2月10日号より)

渋谷容疑者と妻・元妻の関係(『週刊ポスト』2006年2月10日号より)

「妻の千秋は専門学生だった当時の同級生(25)に『友達の家に遊びに行こう』と誘い出して、渋谷容疑者の自宅に到着するとチャイナドレスを着た女性3人が待っていた。

『占いをする』と言われて奥の真っ暗な部屋へと案内され、そこには同容疑者と思われる黒い頭巾を被った男が待ち構えていました。男は、『あなたはもうすぐ死ぬ。前世で性的暴行を受けている。ここにいないと死ぬ。ずっとここで暮らしなさい』と話して共同生活に誘い込もうとしていました」(捜査関係者)

 就職情報誌で面接に来た女性にも暴行を加えるなど、渋谷容疑者の行動はとどまることがなかった。

「看護学校に通っていた女性(25)は友人に誘われて渋谷容疑者の自宅に行くと、『大切な彼氏が死ぬ。彼氏を守るためには性行為をするしかない』と脅されて行為を強要されました。

 また、別の女性は就職情報誌で時給1000円の占いアシスタントの募集記事を見て面接に向かい、同容疑者から『宇宙人に喰い殺される。コピー人間になる。私が救ってあげる』と脅迫を受けて共同生活を始めてしまった。彼に『エイズにかかっている。私の精子は地獄から救う力がある』と脅され、言われるがままに助けに来た両親に催涙スプレーをかけてしまったそうです」

 被害に遭った女性はPTSDを患い、通院を余儀なくされた。今回の逮捕を受けて、別の余罪が明らかになる可能性もあるかもしれない。

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